...彼は愚図な性格だから、新しいことを始めるのに時間がかかる...
...この機械の使い方は少し愚図ったいですね...
...愚図な間違いをしてしまったけど、気にしなくて大丈夫です...
...愚図な質問をしても答えようがないよ...
...愚図な誤解があったままでは話が進まない...
...愚図々々しちやゐられないわ...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...愚図愚図して傷でもしたら大変と...
上村松園 「昔尊く」
...愚図愚図(ぐずぐず)していると...
海野十三 「流線間諜」
...愚図々々せずに急いで来い!危ない...
種田山頭火 「雑信(二)」
...将来の方針を立てるのに愚図ついてるうち...
豊島与志雄 「香奠」
...そしていつまでも床の中に愚図々々していた...
豊島与志雄 「子を奪う」
...「何を愚図ついているのだ?」と巡査は促した...
豊島与志雄 「電車停留場」
...その午前を愚図々々のうちに過してしまった...
豊島与志雄 「白血球」
...「愚図愚図云わんと...
直木三十五 「南国太平記」
...愚図愚図してはおれんぞ...
直木三十五 「南国太平記」
...牢屋へ入れられている人に差入物にでも行くような気持がして――愚図愚図していれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...愚図愚図いうない...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...愚図らずに行つておくれと少しふるへて頼むやうに言へば...
樋口一葉 「十三夜」
...愚図で野暮臭いなどと軽蔑するのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...「愚図々々してゐちや駄目よ...
牧野信一 「裸虫抄」
...愚図々々しちゃ居られねえ」「永くかかるの」「半年は帰れねえだろう」「出来るだけ早く帰って来てね」「階下の親爺に聞いたんだけど...
山中貞雄 「森の石松」
...では妾の云う通りにしてくれますか」「愚図愚図していると...
吉川英治 「剣難女難」
...愚図愚図しているうちに...
和辻哲郎 「鎖国」
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