...愚人の言葉は聞き流す...
...あの人は愚人にもほどがある...
...愚人の考えには付き合わない方がいい...
...愚人から学ぶことは何もない...
...愚人の行動には理解できないことが多い...
...「愚人を相手に得々然たること能はざる政治家は...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...神聖な愚人の一生である...
芥川龍之介 「じゅりあの・吉助」
...神乎(か)愚人乎」とその後しばしば私に話したが...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...之に反し凡て我がこの言を聴きて之を行わざる者は砂の上に家を建し愚人(おろかなるひと)に譬えられん...
内村鑑三 「聖書の読方」
...文学を一生の業として気構えた時、愚人は、かえって私を組し易しと見てとった...
太宰治 「東京八景」
...愚人の書でも綴れ...
種田山頭火 「其中日記」
...多くの愚人らにたいして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...例の放蕩息子を迎えた父のように、いかなる愚人、いかなる罪人に対しても弥陀(みだ)はただ汝のために我は粉骨砕身せりといって、これを迎えられるのが真宗の本旨である...
西田幾多郎 「愚禿親鸞」
...どんな正しい言でも時ならぬ時に放てば愚人(ぐじん)の言にも劣(おと)る...
新渡戸稲造 「自警録」
...それは疑心暗鬼(ぎしんあんき)といふものだ――自分の罪に責められる愚人(ぐじん)の惱みだ」「もう一つ伺ひますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「泣かんか愚人の如く...
林芙美子 「大島行」
...誰が目に見ても看板うつて相遠なき愚人と知らるれば...
一葉 「暗夜」
...我れは愚人なればその利口ものが所爲は知らず...
一葉 「暗夜」
...智なき者は愚人なり」とあり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...政府は衆智者の集まるところにして一愚人の事を行なうものと言うべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...結局世に一愚人を増すのみ...
福沢諭吉 「文明教育論」
...You are a fool to steal, if you can't conceal.(イギリス)隠すことを知らずして盗む者は愚人なり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...神を知らないあわれな愚人(おろかもの)コラムだ」「おおコラムよ...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「海豹」
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