...彼は愚の骨頂と化した発言を繰り返した...
...あのドラマは愚の骨頂のような結末だった...
...誰もが愚の骨頂だった学生時代を懐かしむ...
...彼は愚の骨頂ながらも誠意のある謝罪をした...
...仕事での失敗は愚の骨頂でしかない...
...愚の骨頂だと思ったそうである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...發句を輕んじて翁の作品を語るほど愚の骨頂はない...
心猿 「荷風翁の發句」
...幾度もこの世に戦禍を将来するという事は愚の骨頂でなければならぬ...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...なんという愚の骨頂だ? それに比べると...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...奸民狡吏(かんみんこうり)今や天下に満るの時おいそれと公共事業に寄附金を出すは愚の骨頂なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...おたがいにこうして面(かお)を見合って金が欲しい金が欲しいと溜息(ためいき)をついているのが愚の骨頂(こっちょう)だ」「それは御意の通りでございますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...詩を書くなぞとは愚の骨頂だ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...とそんなふうに愚の骨頂のようなことから...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...*111過去を知っていると信ずるのは愚の骨頂だ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...而もたゞ獨りで會はうなどゝするのは愚の骨頂(こつちやう)だよ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...抑々(そもそも)愚の骨頂さ」車は...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...それを守るための生活みたいなのは愚の骨頂だし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...早くから迎えたりすることは愚の骨頂である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おそらく誰でも愚の骨頂として矢代を笑い捨てることだった...
横光利一 「旅愁」
...あえて当って砕けるのは愚の骨頂です」「旺勢は避けて...
吉川英治 「三国志」
...実に愚の骨頂というものである...
吉川英治 「三国志」
...したがって、吉水さえ打(ぶ)っ仆(たお)してしまえば、後は、岡崎の善信だろうが、何だろうが、みな支離滅裂(しりめつれつ)となって、社会へ何の力も持たなくなるのは知れきっている」こう、智者は説いて――「それを、一草庵の岡崎へなど、度々出向いて、争うなどとは、愚の骨頂だ...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索