...愕き且(か)つ怪(あやし)んだ...
海野十三 「すり替え怪画」
...互いの顔を見合わせて愕いたのであった...
海野十三 「蠅男」
...機関銃だ!」帆村は愕然(がくぜん)として叫んだ...
海野十三 「蠅男」
...」「となりが? いつ?」「まあ、何です、愕いたやうに...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...ディオニシアスはすっかり愕(おどろ)いてしまいました...
鈴木三重吉 「デイモンとピシアス」
...少年は驚愕のあらゆる力を籠めて聞き返した...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...愕きつづけているかもしれない...
中井正一 「脱出と回帰」
...ずっと大きな獲物を発見した諸士たちの驚愕は非常なものでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...愕(おどろ)いたろう」「それは正気の沙汰かい」「警視庁で精神鑑定をしたが...
野村胡堂 「音波の殺人」
...ジェシの語る驚愕の話を聞いて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...堀田はあからさまに愕然として...
牧野信一 「露路の友」
...僕は愕然(がくぜん)として...
松崎天民 「友人一家の死」
...すなわち一般の人々が、時計とか、太陽とかに依(よ)って示される時間を、真実の時間と信じているために、如何に大きな錯覚を起して、厳正な科学的の判断に錯覚を来(きた)し、驚愕し、面喰いつつあるかを説明すれば、この疑問は立所(たちどころ)に氷解する筈である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「アナタの伯母さんを殺してはイケマセン……」私は愕然(がくぜん)となった...
夢野久作 「冥土行進曲」
...「何を長々しいご詮議だて、そんな場合ではありませんぞ、もはや敵の先鋒が、あれあのとおり、馬煙(うまけむり)をあげ、鼓(こ)を鳴らして、近づいて来るではありませんかっ」帝は、驚愕して、座を起たれ、皇后の御手を取って、皇居の裏から御車(みくるま)にかくれた...
吉川英治 「三国志」
...菊池父子は愕然とした...
吉川英治 「私本太平記」
...「やッ? ……何者か」次の愕(おどろ)きは...
吉川英治 「新書太閤記」
...死ぬかと思うほどな愕(おどろ)きに打たれた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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