...このピックルスは時には意識的に銅によって色づけられている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...自分の周囲の凡(すべ)てに対して意識的になつて帽子を追つかける...
芥川龍之介 「拊掌談」
...したがつて我々は意識的に一応退化しなければならない...
伊丹万作 「映画と民族性」
...意識的に自分等のまわりに垣をめぐらして...
梅崎春生 「黄色い日日」
...意識的又無意識的に犯される処の...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...科学的研究を意識的に進めた結果を集成整理して出来た世界観ではなく...
戸坂潤 「科学論」
...之をハッキリと意識的に前面に押し出したものはドロイゼン(J. G. Droysen, Historik)である...
戸坂潤 「科学論」
...マルクスに至って初めて意識的になったということには...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...たとえ無意識的にもせよ...
豊島与志雄 「女と帽子」
...本能的なのを意識的にまで...
豊島与志雄 「操守」
...ただ、それらのことを、はっきり、意識的に、指導的に、考えなかっただけのことです...
豊島与志雄 「肉体」
...今日ブルジョア学者や社会民主主義特に左翼社会民主主義者によって意識的になされているが...
野呂栄太郎 「名人上手に聴く」
...意識的に残忍なことをしたりするのは...
久生十蘭 「だいこん」
...かやうにしてライプニツは、或る意味では、即ち無意識的には、あらゆる表象は生具するものであり、そして他の意味では、即ち意識的には、人間の精神にはなんらの表象も生具してゐないと考へた...
三木清 「認識論」
...意識的にウチナーグチを使ったりして...
山之口貘 「初恋のやり直し」
...意識的に調和をとり過ぎた爲であらう...
吉川英治 「折々の記」
...営中に入ると、孫権は、魯粛に向って、意識的にいった...
吉川英治 「三国志」
...不知哉丸には意識的に差別をする...
吉川英治 「私本太平記」
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