...創作芸術家は何時も意識的に彼の作品を作るのかも知れない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...一人の人が意識的に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...意識的にその方法を研究するもので...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...心の中で意識的に理窟を考えた結論の愛国心より外は持たぬ...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...めいめいが意識的に考えることも...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...□生きてゐる中は、褒めていけず、わる口を言つていけず、いくら本当のことを言はうと思つても、無意識的に、鍍(めつき)をせずにはゐられないのだから困る...
田山録弥 「批評」
...ないしは無意識的に discourage しあるいは積極的に阻止するようなことが...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...多少とも意識的に取り行なわれるようになれば...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そうした社会科学は意識的に継子扱いなのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...しかし唯物論の最も重大な批判的要点である「フィロロギー主義反対」(これはすでに唯名論の形から始まる)をば最も自覚的に意識的に企てた人としては...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...歴史的社会の現実的物質的機構の分析から出発することを意識的に避けようとする解釈学の唯一の必然的な結果なのであって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...生産力は自然的・自生的にも目的意識的にも発展するのであるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そして殆んど無意識的に...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...意識的にせよ無意識にせよ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...これは意識的にさうするのではない...
北條民雄 「癩院記録」
...意識的に或は無意識的にその模倣をやって得意になっているので...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...意識的にではなく...
三木清 「読書遍歴」
...ただその交(まじ)わりを幾ぶん意識的に戯画化しながら...
吉川英治 「私本太平記」
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