...人々は之をだから「意識の統一」、「意識の流れ」、「意識の志向作用」、等々として指摘するのを怠らないのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ジョイスのこの小説は所謂意識の流れの文学として...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...絶えず流れる――そして交流し飛躍する――処の意識の流れである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...意識の流れの二点間にある質的相違でさえが問題となり得ないだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ベルグソンやW・ジェームズが問題にしているような「意識の流れ」としての生は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...処が例の意識の流れの文学になればすでにモラルがないとは云えなくなる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「意識の流れ」をじかにたどろうとした...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...行文の紛糾錯雑を顧みずに作者が「意識の流れ」をじかにたどろうとした企図...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...或は意識の流れを...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...ジェームス・ジョイスは「意識の流れ」で置きかえて...
豊島与志雄 「文学以前」
...それを意識の流れ...
中井正一 「美学入門」
...(ゼームス「意識の流れ」)このゼームスの解説から...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...緊張した意識の流れから...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...潜在意識の流れの上に投げこまれた...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...人間意識の流れをこういう風に扱い出したか...
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」
...「我」という意識の流れは孤より衆へ通じ云々と...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...意識の流れに永遠が刻みつけられていることを...
和辻哲郎 「転向」
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