...それは意義のある使ひ方に適当してゐない...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...現代世相の一面の活きた記録としても意義のあるものになるだろうと思っている...
寺田寅彦 「宇都野さんの歌」
...この大きな意義のある仕事に目をつけて...
寺田寅彦 「映画芸術」
...何等哲学に対して本質的に意義のある結合を有つことが出来ないし...
戸坂潤 「科学論」
...マルクス・エンゲルス・レーニン・其の他の基本的意義のある著述や文章の一切が...
戸坂潤 「科学論」
...意義のある所以だ...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...その大半が古典的意義のある外国の書物の翻訳から来るのである...
戸坂潤 「読書法」
...或る特有な重大意義のあることである...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...生活に随伴的に出来るものとして意義のあるものだといふことを証示する...
中原中也 「新短歌に就いて」
...それは充分意義のあることであるが...
信時潔 「望ましい音楽」
...「それは意義のあることだ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...たいして意義のあることのようには思えなくなった...
久生十蘭 「鈴木主水」
...何だかひどく意義のあることをしたような...
平林初之輔 「夏の夜の冒険」
...この点からも砂防工事ということはまことに意義のある貴い御事業でございますが...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...創作とすればこんなに大きな意義のある創作はほかにはないと思う...
山本周五郎 「日本婦道記」
...もっともっと意義のあるように生きたく……望んでおりますけど...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...これは大きな意義のある使命とすぐ思ったのである...
吉川英治 「黒田如水」
...ほかに大丈夫の戦う意義のある戦場を見つけましょう」と...
吉川英治 「三国志」
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