...私はあらゆる「関係」と云ふものが意義あることに思へたりまた一方ではもつとも煩(わずら)はしい...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年五月号)」
...かくの如き道徳上深甚の意義あるに拘(かか)わらず...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...別に意義あるには非ざる可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...この意義ある日にカヤノは兄と手をつないで門を出るがよいだろう...
永井隆 「この子を残して」
...また意義ある取り方をしてくれたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々が意義ある労作を讃うべきは...
中島敦 「光と風と夢」
...どうか一つ私に意義ある仕事を教へて呉れる人はゐないか...
中原中也 「散歩生活」
...最も意義ある特輯だつたが...
原民喜 「平和への意志」
...最も意義あるようにあの金を使うために...
久生十蘭 「キャラコさん」
...よし現在までは意義あるものとするも...
北條民雄 「頃日雑記」
...ある程度までは科学的に意義ある発達を成しつつあったといい得られぬことはないのである...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...その研究の意義あるものは...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...「朝の風」をかいたことは私にとって実に意義あることでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかも所謂校讐は意義ある校讐であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そして私はこの度の解散をあらゆる手段と努力とを集めて意義あるものにせねばならぬと思った...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...もっと意義ある戦と...
吉川英治 「三国志」
...意義あるものにし...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...しかも意義ある記録を残し得るほどにはそれを活用することができなかった)...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
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