...グループの意嚮に従って行動しましょう...
...彼は自分の意嚮を通すために、人を無視することがある...
...社長の意嚮により、新しいプロジェクトが始まることになった...
...会議での資料は、役員の意嚮が反映されている...
...従業員の意嚮を大切にする企業も増えてきた...
...親戚達は母堂の意嚮や伊三郎君に追從して往來を絶つやうになつたので...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...胸襟を開いて黒岩の意嚮(いこう)を話し...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...友達などにもその意嚮(いこう)を漏らしていた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...かういふ風に当局と世間との意嚮が...
薄田泣菫 「茶話」
...両者の意嚮(いこう)の間には...
太宰治 「花火」
...下さる御意嚮(ごいこう)だと書いてありました...
橘外男 「仁王門」
...庸三の意嚮(いこう)を確かめてからやって来たのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...親たちの意嚮(いこう)をも確かめるために...
徳田秋声 「縮図」
...本人の意嚮(いこう)さえたしかめるに及ばないと明言しました...
夏目漱石 「こころ」
...断乎(だんこ)たる処分に出ようとする意嚮(いこう)をほのめかした...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...死人の父の意嚮に従つて葬式を出さねばならなかつたので...
葉山嘉樹 「万福追想」
...政府の意嚮や方針で軽々しく左右されるべきでないという固苦しい意見を持っているのだから...
久生十蘭 「魔都」
...奉天にある日本軍の意嚮(いこう)を計り兼ねて...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...とその筋の意嚮を載せたり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...果して多數者と意嚮を同じくするや否やはしらずといへども...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...東京に移牒(いちょう)する意嚮(いこう)らしかったのですから...
夢野久作 「少女地獄」
...それまで領土にとどまって居れという千坂兵部の意嚮(いこう)はほぼ推察がつかないでもない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...小次郎の身を自宅で世話をしたいらしい意嚮(いこう)を漏らすと...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索