...それよりも遥かに意味の深い...
芥川龍之介 「「菊池寛全集」の序」
...放下着――何と意味の深い言葉だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...連歌と俳諧の分水嶺(ぶんすいれい)に立った宗祇(そうぎ)がまた行脚(あんぎゃ)の人であったことも意味の深い事実である...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...極めて意味の深いことだと云わねばならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...併し私は大變無邪氣であつて而かも意味の深い話であると思つて居りますから...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...かなりごたごたしたしかもきわめて意味の深いおしゃべりを田舎言葉(いなかことば)でやり出した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...顔を赤くしたのは「はい」という承諾の言葉よりもかえって意味の深いものと思った...
永井荷風 「ひかげの花」
...これは非常に意味の深い言葉である...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...もう少し話がある」追いすがる私に意味の深い一瞥(いちべつ)をくれて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...妙に意味の深い微笑(ほほえみ)を浮べてうなずくばかりでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...妙に意味の深い微笑を浮べてうなづくばかりでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎と意味の深い眼配せを交して別れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もつとずつと意味の深い...
萩原朔太郎 「田端に居た頃」
...我邦の立法史上および法学史上頗る意味の深い事柄であるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...意味の深い心の糧(かて)となつて了つた...
三島霜川 「平民の娘」
...意味の深い白紙であつた...
水野仙子 「響」
...簡短に意味の深い文章がかけてくるし...
三宅花圃 「藪の鶯」
...意味の深い願(ねがい)の果(はて)か...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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