...クオラツクスと云ふ言葉は唯意味のない間投詞ですから...
芥川龍之介 「河童」
...――そういう考えの意味のないことは彼にも勿論(もちろん)わかっていた...
芥川龍之介 「寒さ」
...校長は独語(ひとりごと)の様に意味のないことを言つて...
石川啄木 「足跡」
...紙の上へ意味のない惡戲書(いたづらが)きをしてゐる内に...
鈴木三重吉 「金魚」
...そういう季節の目標として見れば二百十日も意味のない事はない...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...矢張り意味のないものではないようだ...
戸坂潤 「技術と科学との概念」
...結局ディレッタントなるものは全くプラスの意味のないもので...
戸坂潤 「思想としての文学」
...本当は意味のない言葉なのである...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...また意味のないような変な紙に思われた...
夏目漱石 「こころ」
...かつ意味のないことでもあるので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...自由詩の自由詩たる所以(ゆえん)であると考えているなら――*確かにそう考える人がいる――自由詩ほど愚劣にして意味のない文学は宇宙にないのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...「近頃ずい分探偵小説が流行するようですが結構です」「結構だかどうだか判りませんよ」この返事は私としては極く意味のない言葉だったのだが...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...二こと三こと意味のない問いをしかけて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...「ワアイ」意味のない叫び声を発して...
火野葦平 「花と龍」
...眼はまったく意味のない絶望からくる熱心さで...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...意味のない話をしていながらも...
森鴎外 「普請中」
...「ああ」と意味のない声をあげ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...救いを必要とする人がなくては意味のないものである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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