...幼年学校は陸軍として最も意味ある制度であったと言える...
石原莞爾 「戦争史大観」
...手近かな事実からもさうした意味ある暗示を受け得ると云ふ事に...
伊藤野枝 「嫁泥棒譚」
...或時は又愈意味ある生活に歩を轉じたのだとも意識する...
高濱虚子 「俳諧師」
...一時一処の国民性を擺脱(はいだつ)せよと要求するの(其の要求の当否は別論として)之れを描けと要求するの殆ど無意味なる勝(まさ)りて新意味あるを認めずばあらざる也(なり)...
綱島梁川 「国民性と文学」
...真に独創的にして意味ある部分は寧ろ...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...意味ある運動は名前を与えられているように――円運動とかジグザグとか――この運動も亦後に名称を有つことが出来るであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...初めてそれは全般に対して意味ある問題となることが出来る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...その要領を指導して呉れるような意味ある批判をまつものである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...意味ある人生、値打ある人生を微細な一點にも發見するのが我々の本領である...
長塚節 「教師」
...日ごろ西郷に快(こころよ)からぬ人々が西郷の挙動をもって正反対の意味あるがごとくに言い放ち...
新渡戸稲造 「自警録」
...(意味ある考察、たとえば四季および気候、これらの下に置く)数の影響への信仰、そして特に7が悪いことは、医師が月の7日、14日、19日、21日、28日に患者に触れることは完全に禁じられた(すなわち、7で割り切れる日、または前の月の始まりから49番目)...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...往古不文時代の遺習にして固(もと)より深き意味あるに非ず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...なぜなら相対主義をいやしくも意味あるように主張し得るためにはこの主張そのものが絶対性をもたねばならず...
三木清 「危機における理論的意識」
...それになんらかの意味あるものと解して...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それは埴輪の円筒形に「意味ある形」をくっつけただけであって...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
...しかし「意味ある形」...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
...しかし何と言っても「意味ある形」のなかには...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
...しかし意味ある形のうちの最も重要なものが人の顔面であったがゆえに...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
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