...最も罪が重くすべての正直な人たちに残念であり不愉快な気持ちを起こさせるのは...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...実に愉快であった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...さもさも愉快そうに...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...親父も愉快そうに蒲団を撫でます...
橘外男 「蒲団」
...浅ましい爺(じじい)のように見えて来るのがこの上もなく不愉快なのである...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...街へその愉快を延長して...
種田山頭火 「其中日記」
...落ちついて、のんびりして、愉快になつた...
種田山頭火 「其中日記」
...また郊外へ散歩にでも行けばどんなに愉快であろうと思うが...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...子ねこがかくしから首と前足を出して見物しているのが愉快である...
寺田寅彦 「火事教育」
...ともかくも自分には気が引けるようで不愉快であったから...
寺田寅彦 「二十四年前」
...長吉(ちやうきち)は此処(こゝ)で再び母親の事を不愉快(ふゆくわい)に且(か)つ憎(にく)らしく思つた...
永井荷風 「すみだ川」
...ああ愉快だ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...右の行動に実に不愉快を感ぜずには居られません...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...我は今に不愉快を感じて已まざるなり...
正岡子規 「病牀譫語」
...「さうなると愉快だらうなあ」と...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...併しマドモアセユの為めに不愉快でせう...
森鴎外 「花子」
...発表した方が愉快だからである...
森鴎外 「不苦心談」
...それを所持する者がそれに貸すだけの美と愉快とを持つにすぎないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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