...そう云う自覚が、愉快でない事は、勿論ない...
芥川龍之介 「仙人」
...若しもそれが信吾によつて為された事なら甚(どんな)にか不愉快を感じたらうが...
石川啄木 「鳥影」
...愉快に働く事が出来るにちがひないと考へたからでした...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...「これを見てゐると気分が浮き/\するやうに愉快になりますか?」青木さんは微笑みながら砕(くだ)いて聞き直して下さる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...といふのは非常に不愉快な夢に苦しめられてゐたからであつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...愉快なビールを飲んだ...
種田山頭火 「其中日記」
...精忠義憤の人々は撻伐(たつばつ)の愉快に正気を伸し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...聞くも愉快なやや太い善良な笑い声とで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...子路のような人間にとって確かに愉快(ゆかい)に違いなかった...
中島敦 「弟子」
...魂の愉悦であるからである...
中原中也 「我が詩観」
...嘔気(はきけ)を催すような不愉快な心持になりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんなに悲しいことだらう! この世界は愉(たの)しい――こゝから呼ばれて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...余の專門的見地より特に愉快に思ふ次第である...
本多靜六 「大植物圖鑑」
...少し失望のことあれば不愉快の感を起し何となくふさぐといふことは誰も日々二三度づつは経験する所なり...
正岡子規 「読書弁」
...愉快と称せざるはなし...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...)愉快だ、愉快だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「物事がそれらをいかに指導すべきかを経験した人々によって書かれているのを見ることは常に愉快である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...信長をしてたいへん愉快にさせるものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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