...彼女の歌声には情緒纏綿とした魅力がある...
...映画のストーリーが情緒纏綿としていて、感動した...
...彼女の詩には情緒纏綿とした美しさがある...
...秋の夜長には、音楽を聴きながら情緒纏綿とした気持ちに浸りたい...
...雨が降ると、街路灯の光が情緒纏綿とした雰囲気を作り出す...
...巻紙の上には情緒纏綿(じょうちょてんめん)たる美辞(びじ)が連(つら)なって居り...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...いづれも情緒纏綿(じょうしょてんめん)として尽きざるものなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...情緒纏綿(てんめん)とした...
永井荷風 「雪の日」
...わたくしはまた更に為永春水の小説「辰巳園(たつみのその)」に、丹次郎が久しく別れてゐた其情婦仇吉を深川のかくれ家にたづね、旧歓をかたり合ふ中、日はくれて雪がふり出し、帰らうにも帰られなくなるといふ、情緒纏綿とした、その一章を思出す...
永井荷風 「雪の日」
...焼津 八月十八日小泉八雲この情緒纏綿(じょうしょてんめん)たる手紙は...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...こうした情緒纏綿(てんめん)たる手紙が春一に数通送られています...
浜尾四郎 「死者の権利」
...こう書くと情緒纏綿(てんめん)のようであるが...
正岡容 「わが寄席青春録」
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