...彼の行動には情理がないと思う...
...彼女の判断は常に情理に基づいている...
...彼の発言は常識と情理に反すると感じた...
...情理に従った判断をすることが大切だ...
...僅々の文字に能く情理の二ツを尽し...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...事物の情理を尽して後に初めて許される『魂のおちつき』である...
種田山頭火 「赤い壺」
...かつて島村抱月氏は情理をつくした批評ということを説かれた...
種田山頭火 「最近の感想」
...私は『情理をつくした俳論』を要望する...
種田山頭火 「最近の感想」
...情理ある頼み方に感心しているところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...情理があって痛わしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...よく物事の情理を心得ていることを知っているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...よく情理を噛(か)み分けて話のできる相手だと思いましたものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...短歌に於ける語句から語句への推移は謂はば情理的であるが...
中原中也 「新短歌に就いて」
...而して新短歌の語句から語句への推移は現に情理的であるよりも感覚的であり...
中原中也 「新短歌に就いて」
...蓋し情理的であるよりもおのづと感覚的である方が適切であるに相違ない...
中原中也 「新短歌に就いて」
...筋も通り情理も立つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...情理を盡したものでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...情理を尽したものでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...感情理窟の限界は實際判然したる者に非ずとの御論は御尤に候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...感情理窟の限界は実際判然したる者に非ずとの御論(ごろん)は御尤(ごもっとも)に候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...情理の末に残そうとするのは...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...情理あわせて鄂煥に諭(さと)し...
吉川英治 「三国志」
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