例文・使い方一覧でみる「悽愴」の意味


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...彼のピアノ演奏は悽愴な雰囲気を醸し出していた...   彼のピアノ演奏は悽愴な雰囲気を醸し出していたの読み方

...映画のエンディングにかかる悽愴な曲に涙が出た...   映画のエンディングにかかる悽愴な曲に涙が出たの読み方

...彼女が彼を見つめる瞳には、悽愴な思いが滲んでいた...   彼女が彼を見つめる瞳には、悽愴な思いが滲んでいたの読み方

...小説のラストシーンには、悲しみと悽愴が交錯している...   小説のラストシーンには、悲しみと悽愴が交錯しているの読み方

...音楽評論家はこの曲を「悽愴なる小品」と評した...   音楽評論家はこの曲を「悽愴なる小品」と評したの読み方

...均(ひと)しく誰も彼も大宇宙の悽愴なる光景に大きな衝動をうけたのであろう...   均しく誰も彼も大宇宙の悽愴なる光景に大きな衝動をうけたのであろうの読み方
海野十三 「宇宙尖兵」

...それは天が悽愴で...   それは天が悽愴での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...丁度「鬼」といふ字が表象する所の悽愴感を――感じてゐた...   丁度「鬼」といふ字が表象する所の悽愴感を――感じてゐたの読み方
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」

...果して真名古は一種悽愴な面持で有明荘を立ち出でると...   果して真名古は一種悽愴な面持で有明荘を立ち出でるとの読み方
久生十蘭 「魔都」

...当時の周囲から求められている女らしさとはまるでちがった悽愴な形で...   当時の周囲から求められている女らしさとはまるでちがった悽愴な形での読み方
宮本百合子 「新しい船出」

...悽愴(せいそう)を極めた光景を描きあらわしつつ...   悽愴を極めた光景を描きあらわしつつの読み方
夢野久作 「斜坑」

...悽愴極まる屍体の山と石油臭の中に隔離されている約一小隊の生霊に...   悽愴極まる屍体の山と石油臭の中に隔離されている約一小隊の生霊にの読み方
夢野久作 「戦場」

...室(へや)中に一種悽愴(せいそう)たる気分を漲(みなぎ)らしている魔力に至っては他の二つのものの及ぶところでない...   室中に一種悽愴たる気分を漲らしている魔力に至っては他の二つのものの及ぶところでないの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...悽愴たる罪悪感……残忍な勝利感や...   悽愴たる罪悪感……残忍な勝利感やの読み方
夢野久作 「探偵小説の正体」

...悽愴を極めた犯罪事件の真相をも...   悽愴を極めた犯罪事件の真相をもの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...吾々の両親でも祖父母でも、誰でも一度や二度は経験しているであろう「シマッタ」とか「俺は死ぬんだッ」とか思う瞬間の、悽愴、悲痛を極めた観念の記憶が、一つの心理遺伝となって、吾々子孫に伝わったものの再現であろう事は、誰しも疑い得なくなるで御座いましょう...   吾々の両親でも祖父母でも、誰でも一度や二度は経験しているであろう「シマッタ」とか「俺は死ぬんだッ」とか思う瞬間の、悽愴、悲痛を極めた観念の記憶が、一つの心理遺伝となって、吾々子孫に伝わったものの再現であろう事は、誰しも疑い得なくなるで御座いましょうの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...悽愴たる正木博士の声……解剖刀(メス)のように鋭い言葉の一句一句に全神経を脅やかされつつ……...   悽愴たる正木博士の声……解剖刀のように鋭い言葉の一句一句に全神経を脅やかされつつ……の読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽愴(せいそう)たる語気に呑まれて...   ヒドイ精神病の系統であったと……」相手の悽愴たる語気に呑まれての読み方
夢野久作 「復讐」

...やがて、谷間から、裏から表から、これへ犇々(ひしひし)近づいて来る敵の気はいを知ると、さすがに、膝を立て、太刀をつかんで、「来たっ――」「思い残すところなくやれよ」「いうまでもない」らんと、みな眼をかがやかし、はやくも、悽愴な気を、眉に、唇に示し合って、針鼠(はりねずみ)のように、体じゅうを硬めていた...   やがて、谷間から、裏から表から、これへ犇々近づいて来る敵の気はいを知ると、さすがに、膝を立て、太刀をつかんで、「来たっ――」「思い残すところなくやれよ」「いうまでもない」らんと、みな眼をかがやかし、はやくも、悽愴な気を、眉に、唇に示し合って、針鼠のように、体じゅうを硬めていたの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...いまやここの終局は悽愴(せいそう)極(きわ)まる屍山血河(しざんけつが)を描いていた...   いまやここの終局は悽愴極まる屍山血河を描いていたの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...そして依然、大波天にみなぎり、乱雲のあいだからほのかな月光さえさして、一瞬は晃々と冴え、一瞬は青白い晦冥(かいめい)となり、悽愴の気、刻々とみちていた...   そして依然、大波天にみなぎり、乱雲のあいだからほのかな月光さえさして、一瞬は晃々と冴え、一瞬は青白い晦冥となり、悽愴の気、刻々とみちていたの読み方
吉川英治 「三国志」

...悽愴(せいそう)の気に近い光があったにちがいない...   悽愴の気に近い光があったにちがいないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...あまりにも悽愴(せいそう)すぎる...   あまりにも悽愴すぎるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

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