...「ウゴリノ伯」が餓に迫って我が子を喰い殺そうとして居る悽惨な形は...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...太陽は埃に暗く悽而(せいじ)たる竹藪の影人生の貧しき慘苦を感ずるなり...
萩原朔太郎 「氷島」
...人間の影にすぎない幽霊のような悽惨な姿で...
久生十蘭 「南極記」
...骨箱の女がでる高砂社の玄関先の悽愴な人生に戦け...
正岡容 「大正東京錦絵」
...惟光(これみつ)たちは悽惨(せいさん)なこの歌声に目をさましてから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...例に無い悽惨(せいさん)な句がある...
森鴎外 「魚玄機」
...徒歩の戦闘の方が騎馬の戦闘よりも頑強悽絶であったということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あるものは悽愴(せいそう)でさえあるのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...只悽愴たる感じにのみ打たれた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その苦しみが如何に悽愴たるものがあるかは門外漢の想像し得るところでない...
夢野久作 「能とは何か」
...能全体が見れば見るほど悽愴たる感じがして来る...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...その結果、ふたたび建業城中の大会議となって、閣員以下、呉の諸将は、今さらの如く蜀の旺盛な戦意を再認識して、満堂の悽気、恐愕(きょうがく)のわななき、おおうべくもなかった...
吉川英治 「三国志」
...悽愴(せいそう)な味方の者の影にかこまれていた...
吉川英治 「私本太平記」
...悽愴(せいそう)な夕空の下に...
吉川英治 「新書太閤記」
...悽愴(せいそう)を極め...
吉川英治 「新書太閤記」
...あまりにも悽愴(せいそう)すぎる...
吉川英治 「新書太閤記」
...一陣の悽風(せいふう)とともに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悽惨な顔をそろえて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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