例文・使い方一覧でみる「悶」の意味


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...聞き入っているように見えるではないか? おれは妬(ねたま)しさに身(みもだ)えをした...   聞き入っているように見えるではないか? おれは妬しさに身悶えをしたの読み方
芥川龍之介 「藪の中」

...精神的の苦は固より...   精神的の苦悶は固よりの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...餘り煩もしないやうになつた...   餘り煩悶もしないやうになつたの読み方
石川啄木 「葉書」

...あのどうにもしようのない(もだ)えをえ通すのだ...   あのどうにもしようのない悶えを悶え通すのだの読み方
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」

...失敗も成功も何事も常にこの快楽的の眼を以て研究しているから未だかつて苦したり...   失敗も成功も何事も常にこの快楽的の眼を以て研究しているから未だかつて苦悶したりの読み方
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」

...そのえは苦しいと同時に甘かった...   その悶えは苦しいと同時に甘かったの読み方
谷崎潤一郎 「二人の稚児」

...四 きわみなき苦(くもん)われわれが既にその多くの局面をながめてきた古い恐るべき争闘が...   四 きわみなき苦悶われわれが既にその多くの局面をながめてきた古い恐るべき争闘がの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...胸の中で空車が回るような心細い苦がある...   胸の中で空車が回るような心細い苦悶があるの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...自(みず)から強(し)いて煩(はんもん)して...   自から強いて煩悶しての読み方
夏目漱石 「草枕」

...この頃(ごろ)の不愛想(ぶあいさう)我(わ)が心(こゝろ)の(もだ)ゆるまゝに...   この頃の不愛想我が心の悶ゆるまゝにの読み方
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」

...まだ若い良人は土よりも蒼い顔をしてキリキリッと歯を咬みしめつつ間歇的に襲って来る差込に苦している...   まだ若い良人は土よりも蒼い顔をしてキリキリッと歯を咬みしめつつ間歇的に襲って来る差込に苦悶しているの読み方
細井和喜蔵 「女給」

...少時(しばらく)經(た)つとまた別(べつ)に他の煩が起つた...   少時經つとまた別に他の煩悶が起つたの読み方
三島霜川 「平民の娘」

...わけの分らないえる心を抱えてこないだよりはずっと衰えた力のない青いかおをして女の家の格子をあけた...   わけの分らない悶える心を抱えてこないだよりはずっと衰えた力のない青いかおをして女の家の格子をあけたの読み方
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」

...(苦、呻吟等の軽き夢中遊行を伴いたる悪夢等の覚醒後に於ても亦然り)而してこの道理を根拠としてこの事件と比較研究さるべき絶好の参考材料は、日本の巷間(こうかん)に伝うる轆轤首(ロクロクビ)もしくは抜け首と称せらるる怪談なり...   而してこの道理を根拠としてこの事件と比較研究さるべき絶好の参考材料は、日本の巷間に伝うる轆轤首もしくは抜け首と称せらるる怪談なりの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...どれくらい深刻な煩をその以後に重ねた事か...   どれくらい深刻な煩悶をその以後に重ねた事かの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...独りの中で々と...   独りの中で悶々との読み方
吉川英治 「平の将門」

...苦の咽びが悲痛に人の耳を打った...   苦悶の咽びが悲痛に人の耳を打ったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...徒(いたずら)に亢奮して(もが)き騒いだ...   徒に亢奮して悶き騒いだの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「悶」の読みかた

「悶」の書き方・書き順

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