例文・使い方一覧でみる「悶」の意味


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...彼れの魂は直接に人類に對して自己を表現せんとえてゐる...   彼れの魂は直接に人類に對して自己を表現せんと悶えてゐるの読み方
有島武郎 「詩への逸脱」

...』と智恵子は何時になく(もど)かし相な顔をした...   』と智恵子は何時になく悶かし相な顔をしたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...二椀孤(こもん)を破る...   二椀孤悶を破るの読み方
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」

...嘗て此衣食問題は春三郎の心をえさせたが...   嘗て此衣食問題は春三郎の心を悶えさせたがの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...お酒のはいっているお茶碗を持って身(みもだ)えする...   お酒のはいっているお茶碗を持って身悶えするの読み方
太宰治 「酒の追憶」

...どうにも足(あが)きのないのが...   どうにも足悶きのないのがの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...又総理大隈伯の苦悩煩する所たるべし...   又総理大隈伯の苦悩煩悶する所たるべしの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...新しい思想の煩を教へるのは罪惡だ...   新しい思想の煩悶を教へるのは罪惡だの読み方
永井荷風 「新歸朝者日記」

...それまでのガリレーの内心の苦も見ることが出来るし...   それまでのガリレーの内心の苦悶も見ることが出来るしの読み方
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」

...いとも和やかに妙子の苦を見下して居ると言った...   いとも和やかに妙子の苦悶を見下して居ると言ったの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...いたずらに(もだ)え苦しんだ...   いたずらに悶え苦しんだの読み方
長谷川時雨 「芳川鎌子」

...恋に焦れてふるやうに――」常連は手拍子...   恋に焦れて悶ふるやうに――」常連は手拍子の読み方
牧野信一 「歌へる日まで」

...苦のために全身を芋虫のやうに伸縮させてゐる堀田ラフトを掻き抱いたまゝ頓狂な悲鳴を挙げた...   苦悶のために全身を芋虫のやうに伸縮させてゐる堀田ラフトを掻き抱いたまゝ頓狂な悲鳴を挙げたの読み方
牧野信一 「街角」

...次第に村同士で漁場の着が激しうなるんぢや...   次第に村同士で漁場の悶着が激しうなるんぢやの読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...そんな煩(はんもん)をあなたがしておいでになるのなら...   そんな煩悶をあなたがしておいでになるのならの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...本当に息苦しくて身(みもだ)えをしたほどだった...   本当に息苦しくて身悶えをしたほどだったの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...精神的の苦は勿論肉體の苦痛も...   精神的の苦悶は勿論肉體の苦痛もの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...胃ぶくろが暴れて苦した...   胃ぶくろが暴れて苦悶したの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

「悶」の読みかた

「悶」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悶」

「悶」の英語の意味

「なんとか悶」の一覧  


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