...彼の話はいつも悲調を帯びている...
...この小説は悲調の末に終わる...
...彼女は今日、悲調のメールを送ってきた...
...あの映画は悲調の音楽が印象的だった...
...彼の詩は悲調を帯びており、心に響いた...
...二十節以下において依然たる悲調を以て神に迫るのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ざッ残念でごぜえます」と悲調を帯びた伝吉の一句に...
吉川英治 「剣難女難」
...一抹(まつ)の悲調を投げかけた...
吉川英治 「三国志」
...慎重にしてかつ悲調なる語気をもって...
吉川英治 「三国志」
...悲調な一首も島人(しまびと)の胸にまだ生々(なまなま)しくのこっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...断崖の男女はきまってこんなときその悲調な奏(かな)でをたかめあって...
吉川英治 「私本太平記」
...――裏切りは松浦党と神田党だぞ」悲調な叫びが野を掃(は)いている...
吉川英治 「私本太平記」
...敗報は悲調をおびてくるばかりだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...悲調はおおいようもないが...
吉川英治 「新書太閤記」
...おのずから悲調を奏(かな)でていたものと観(み)てよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...敗北つづきの悲調の底からも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悲調を強めるものでしかなく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...原文の悲調な漢文体のリズムも損(そこな)わないように私が勝手な筆を加味してある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...悲調な恋愛詩の栞(しおり)かのように可憐である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...妙に悲調な笛を吹く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...笛のような悲調を野面に翔けさせ...
吉川英治 「平の将門」
...すでに敵前で戦っているような悲調とあらい語気をおびていた...
吉川英治 「源頼朝」
...いかにも哀音悲調と謂つた風の...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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