...慨堂という支那浪人の四人組のひとりだ」「悲歌慷慨(こうがい)か」「四人とも自由民権論者だったらしい...
高見順 「いやな感じ」
...嗚呼悲歌慷慨の政客何ぞ独り排日問題をのみ口にしてジャムを口にせざるや...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...腕を扼(やく)して悲歌慷慨の自家昂奮に堪えやらず...
中里介山 「大菩薩峠」
...人物論から時世論に及んで悲歌慷慨して声涙共に下るものもあるかと思えば...
中里介山 「大菩薩峠」
...是(ここ)ニ於(おい)テ項王乃(すなわ)チ悲歌慷慨(こうがい)シ自ラ詩ヲ為(つく)リテ曰(いわ)ク「力山ヲ抜キ気世ヲ蓋(おお)フ...
中島敦 「李陵」
...悲歌慷慨(こうがい)の辞句と...
吉川英治 「三国志」
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