...八万法蔵(はちまんほうぞう)十二部経中(じゅうにぶきょうちゅう)の悪鬼羅刹(あっきらせつ)の名前ばかり...
芥川龍之介 「俊寛」
...たくさんの他の地獄の悪鬼羅刹(あっきらせつ)を自ら統率しておる女王の感じである...
高浜虚子 「別府温泉」
...悪鬼羅刹の装いをさせたり...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...悪鬼羅刹の形相に化し終つてゐるのである...
葉山嘉樹 「井戸の底に埃の溜つた話」
...悪鬼羅刹(らせつ)の権化(ごんげ)となり...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...まるで漆塗(うるしぬ)りの悪鬼羅刹(らせつ)に異(こと)ならない...
吉川英治 「三国志」
...地獄へでも」「良人が悪鬼羅刹(あっきらせつ)と見えても」「はい...
吉川英治 「私本太平記」
...いかに悪鬼羅刹(らせつ)の勢(せい)でも...
吉川英治 「私本太平記」
...その姿は悪鬼羅刹(あっきらせつ)というもおろかなほどだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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