...悪酔いしたみたいなことをその上官に言って...
高見順 「いやな感じ」
...人を賞讃しながら酒を飲むと、悪酔いしますね...
太宰治 「渡り鳥」
...王様ですらベータ・ビーナス座長が立てる一杯のお茶で悪酔いしかねませんよ」かなり動揺してニタが縞服(しまふく)にお茶をこぼした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...その相手は悪酔いしたみすぼらしい浮浪者のようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...酒の悪酔いですかね」「そのようですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...悪酔いからさめることのできないのは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...銕太郎は初めて悪酔いをし...
山本周五郎 「薊」
...お伴れさまは悪酔いをしたから泊めてもらうと云って...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「悪酔いをしたので醒ましていたところだ」「それならいいが」と...
山本周五郎 「花も刀も」
...一時に上(あが)った冷酒の悪酔いと一緒に...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...ところがその悪酔いが次第に醒めかかって...
夢野久作 「斜坑」
...唯一つのお味方を失っては決していいことはありますまい」呂布もようやく悪酔いのさめたようにほっと大息を肩でついて...
吉川英治 「三国志」
...急に顔いろもよくないが」「悪酔いしたかもしれません」「酒は強いお身なのに」「体のぐあいでしょう」匆々(そうそう)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...ほんとに悪酔いしたものにちがいない...
吉川英治 「新書太閤記」
...悪酔いしたにちがいない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悪酔いして、乱暴するので、遊ばせぬと断ったところが、手下どもを連れて、すぐひっ返し、見ているまえで、火を放(つ)けて逃げおったということじゃ」「なぜ、見ていた者が、すぐ消すなり、人を呼ばぬのじゃ」「そんなことすれば、すぐあだをされるに決まっとるじゃないか...
吉川英治 「親鸞」
...悪酔いしたにちがいない...
吉川英治 「平の将門」
...悪酔いでもしているのか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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