例文・使い方一覧でみる「悪趣味な」の意味
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芥川龍之介 「長江游記」
...自分たちの御面相にも劣らず不体裁で悪趣味な色々の蔭口がはじまるのであった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...近頃の東京の葬礼自動車ほど悪趣味なものも少ないと思う...
寺田寅彦 「札幌まで」
...単に超世俗振りで勿体振った悪趣味なそれ自身俗物的な一風俗に過ぎない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...悪趣味なから威張りをして...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...」年少気鋭で過激でかなり悪趣味なこの宣言は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何者かの最も悪趣味なるいたずらであることはよくわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...子爵夫人に悪趣味な話を止めさせようと持ちかけるところだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...悪趣味なことはやめて...
久生十蘭 「あなたも私も」
...あなたを単なる悪趣味な詐欺師だと責めることはしません...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...何故浪花節が悪趣味なのかも分らない...
宮本百合子 「「大人の文学」論の現実性」
...相当悪趣味なのもありましたね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...テラウ気持や気取る習慣やクソ謙遜をして見せる悪趣味など...
三好十郎 「恐怖の季節」
...悪趣味な写真だったのか...
蘭郁二郎 「魔像」
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