...昨日は本当に悪日だった...
...彼女にとっては大事な試合だったが、悪日だったのか敗北した...
...今日は仕事が山積みで悪日だ...
...彼女がこちらに来る日は必ず悪日だ...
...一週間に一度は悪日がある気がする...
...故に八節の語は術者をして良き日を詛いて悪日となさしめ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...日々が悪日でない境涯ではあると思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...今春は私の悪日がつづいたので...
種田山頭火 「其中日記」
...――悪日だつた、酔ひつぶれて悔を残すばかりだつた...
種田山頭火 「其中日記」
...あるいは飛行機がおちたり汽車が衝突したりする「悪日」や「さんりんぼう」も...
寺田寅彦 「藤の実」
...ひでえ悪日(あくび)もあるもンだ」「その点は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...おれを産んだ日を悪日(あくび)と咒(のろ)って...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...労働の出来ないこんな悪日を利用して...
横光利一 「夜の靴」
...二どういう悪日と凶(わる)い方位をたどってきたものだろうか...
吉川英治 「三国志」
...「きょうは悪日」と呟いて...
吉川英治 「三国志」
...一と働きしてみせい」鬼六としては悪日(あくび)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...十日は厭(い)み日(悪日)なればとて...
吉川英治 「私本太平記」
...そもそも今日(きょう)は竹童(ちくどう)にとっていかなる悪日(あくび)か...
吉川英治 「神州天馬侠」
...出でて再び帰ることなしという大悪日にあたります...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうやら悪日(あくび)に立ってきたかもしれませぬ」「そして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...悪日であるから」などと云いふらし...
吉川英治 「源頼朝」
...五日は暦(こよみ)のうえの悪日...
吉川英治 「源頼朝」
...ドック内も一瞬シュンとなって「今日は悪日(あくび)だぜ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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