...彼は悪戯者で、いつも同僚たちをからかっている...
...子供が悪戯者として知られるようになると、周りの人々も注意する...
...飛行機内での悪戯者によって、全員が遅れることになった...
...彼の一連の悪戯者行為は、誰もが彼を嫌いになる理由だった...
...クラスの悪戯者たちは、先生を困らせるのが趣味だった...
...やつけえ」と云つて力三は悪戯者(いたづらもの)らしくそれを見せびらかしながらひねくつて居る...
有島武郎 「お末の死」
...仁右衛門は悪戯者(いたずらもの)らしくよろけながら近寄ってわっといって乗りかかるように妻を抱きすくめた...
有島武郎 「カインの末裔」
...悪戯者らしく家中の電灯がぽつかりと点(とも)つた...
有島武郎 「骨」
...ダリアの眼は悪戯者(いたずらもの)らしく爛々(らんらん)と輝いた...
海野十三 「赤外線男」
...いわば悪戯者(いたずらもの)どもが...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...あの爺さんに似たり寄つたりの悪戯者(いたづらもの)だと見えて...
薄田泣菫 「茶話」
...それを見た悪戯者(いたづらもの)の実川(じつかは)延若は...
薄田泣菫 「茶話」
...よしどんな害心をもつてゐる悪戯者に出会さうとも...
薄田泣菫 「独楽園」
...かねてからの文芸愛好の情に油をそそいで燃えあがらせた悪戯者(いたずらもの)として...
太宰治 「惜別」
...静夫みたいな悪戯者(いたずらもの)が居るから...
豊島与志雄 「月明」
...一座の狼狽ぶりを見て笑ってやろうという悪戯者(いたずらもの)があったのだと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その悪戯者は誰であろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...その中(うち)で最も親しかったのはすぐ前の医者の宅にいる彼と同年輩ぐらいの悪戯者(いたずらもの)であった...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...悪戯者はまた四枚目を用意するだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悪戯者を捜すのが何よりの供養じゃ――拙者も包み兼ねて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もとより悪戯者はその辺にマゴマゴしているはずもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...抜け荷仲間の悪戯者なんか傍へも寄りつけないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ともかくもこの小さな悪戯者(いたずらもの)の出自(しゅつじ)はニルヤであると...
柳田国男 「海上の道」
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