...悪声狼藉な言動は許されない...
...彼女は悪声狼藉な男性とは付き合わないと言っていた...
...その選手の行為は悪声狼藉とみなされた...
...彼の発言は悪声狼藉としか言いようがない...
...彼女は悪声狼藉な言葉を浴びせられたことで傷ついた...
...殆ど正気の沙汰とは受取れぬような悪声が...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...桐花カスミの悪声について一つのカラクリが行われているのだった...
海野十三 「獏鸚」
...それらの人々の中には不人情だとか守銭奴だとか悪声を放つ者もあった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...居士逝去後居士に対して悪声を放つ人はあまりなかった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...女でもだましたかな!」かうした悪声を放つた人達も...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...今迄種々(いろ/\)な悪声を聞いた自分の耳に...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...一体この世の中では騙児(かたり)仲間よりはむしろ自由職業者のほうが悪声を蒙る度数が多いね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...恰も欹形の嘴を有せる怪鳥が常に悪声を放つが如しといひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大観――だなんて!」するとBは酒飲みらしくもなく妙に赤くなつて(それは彼が稀代の悪声家だからである...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...多少の悪声を放つてゐるらしかつた...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...僕が酒を飲まないために悪声を放たれたなんていふことは最初の経験である...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...第一の最大条件としてよき悪声でなければならぬから)で...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...しきりに悪声を放っているそうではないか」「私はまだ聞きません」「ではすぐに聞けるだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐に対してしきりに悪声を放っている...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...もちろん喧々囂々(けんけんごうごう)たる悪声であった...
吉川英治 「三国志」
...近郷の悪声がすぐ起った...
吉川英治 「私本太平記」
...(何を望みに?)(何の面目あって)自分をつつむ世の嘲罵(ちょうば)悪声を...
吉川英治 「新書太閤記」
...どう悪声を放とうと...
吉川英治 「平の将門」
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