...彼女は私が悪友と付き合っていることを心配している...
...彼は悪友たちと共に酒を飲んでいた...
...彼は悪友に振り回されているうちに、ドラッグに手を出してしまった...
...家族は彼の悪友たちが問題の原因だと考えている...
...彼女は悪友の影響を受けて、学校の成績が下がってしまった...
...三田村は五郎の良友であると同時に、悪友でもあった...
梅崎春生 「幻化」
...十一月の末、自分は、堀木と神田の屋台で安酒を飲み、この悪友は、その屋台を出てからも、さらにどこかで飲もうと主張し、もう自分たちにはお金が無いのに、それでも、飲もう、飲もうよ、とねばるのです...
太宰治 「人間失格」
...これでどうやら国の悪友達にも土産(みやげ)話が出来ますからね...
谷譲次 「踊る地平線」
...だからこの「乗物のなかの相手」には処女よりも人妻のほうが面白いと今アレキサンドリアへ書記生になって行っている私の悪友が言ったことがあります...
谷譲次 「踊る地平線」
...……・芽麦あたゝかなここにも家が建つ・麦田うつ背の子が泣けば泣くままに暮れてひつそり雪あかり月あかり・月がうらへかたむけば竹のかげ・雪ふる食べる物もらうてもどる農村風景の一つ・梅がさかりで入営旗へんぽんとしてひつそりとして悪友善友にわかれてひとり...
種田山頭火 「其中日記」
...新悪友K君がやつて来て...
種田山頭火 「其中日記」
...然し私が所謂悪友になるより以前に...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...悪友と酒癖とからこの人を遠ざけた一つの大きな理由は...
中里介山 「大菩薩峠」
...小宮(豊隆)さんなどの悪友仲間だったそうで...
中谷宇吉郎 「エリセーフ氏」
...悪友諸兄に御馳走しようかと思っている...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...盛岡の鉄道局長をやっている私の畏友兼悪友からは「いよいよ科学なき日本に愛想をつかして...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...尤も後(のち)には悪友の悪感化を受けて...
二葉亭四迷 「平凡」
...キミの悪友はもう出て行った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...悪友に誘はれて酒に親んで行く細いいきさつを描いて真珠のやうな光りを放つた短篇があつた...
牧野信一 「蝉」
...(中略)この体相当以上弱ッとりますので以前のような悪友どものお交際が出来るか...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...当時の悪友のひとり...
吉川英治 「平の将門」
...もう以前のような悪友ぶりや非礼は決して現わさなくなった...
吉川英治 「平の将門」
...彼とは竹馬の悪友だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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