...「実は私(わたくし)たちが悪だくみで...
芥川龍之介 「犬と笛」
...悪だくみを持つた侵略者に対して...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...一寸法師にすれば何か又悪だくみでもあったのでしょう...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...なにか悪だくみをしているかもしれないと思ったからです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...しかも、その悪だくみを、おれ自身さえ知らずにいたのだ...
江戸川乱歩 「疑惑」
...あまりの悪だくみに...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...怪人の悪だくみを見やぶったばかりか...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...悪だくみをしている知らせに相違あるまい...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...悪だくみをいだく者を未然にいましめ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...悪だくみばっかりしよるごたるけん」「まあ...
火野葦平 「花と龍」
...お主は喧嘩を売る気だな! ひとの眼を盗む奴の肚には得て悪だくみがあるものぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...第六章 悪だくみ二人は不安そうにお互いの目を見た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...私は更に飽くことない貪慾な眼を据ゑて悪だくみに耽つた...
牧野信一 「熱い風」
...その悪だくみだけに頭を使ふ...
牧野信一 「熱い風」
...悪番頭の悪だくみにはめられて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...悪だくみの深い奴――よう...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...悪だくみなどでこうした目にあうことになった人でも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そういう悪だくみの認知と証拠とを抹殺しようと努めるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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