...あの意地の悪そうな...
芥川龍之介 「邪宗門」
...身なりの悪そうな支那人どもが...
芥川龍之介 「上海游記」
...人の悪そうな気色(けしき)は少しもなかった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...工合いの悪そうな...
太宰治 「親友交歓」
...意地悪そうな顔をして...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...意地悪そうな様子をしている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...意地悪そうな色をちらと眼に浮べて言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ひどくとがったずいぶん意地悪そうな鼻をしている奴さ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それをば通行の人々が気味悪そうな目付(めつき)をしながらしかもまた物珍しそうに立止って見ていました...
永井荷風 「監獄署の裏」
...しかもきまりの悪そうな顔をして...
夏目漱石 「行人」
...けっしてそんな人の悪そうな男とも思われないので...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼は少しきまりの悪そうな様子をしてようやく用向を述べた...
夏目漱石 「明暗」
...極り悪そうな顔を後に...
野村胡堂 「女記者の役割」
...その極り悪そうなもいつしか失(う)せて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...柄の悪そうなやくざ者が立っており...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ばつの悪そうな顔をした...
松本泰 「秘められたる挿話」
...外出の支度をしていた姉は何やら工合の悪そうな様子をして...
矢田津世子 「父」
...大きな眼には意地の悪そうな...
山本周五郎 「青べか物語」
便利!手書き漢字入力検索