例文・使い方一覧でみる「悟ったような」の意味
スポンサーリンク...悟ったような顔して眼をつぶっている... 
太宰治 「美少女」
...悟ったような顔をした老人共を...
中島敦 「光と風と夢」
...イヤに悟ったようなことをいうのは...
中島敦 「狼疾記」
...あの気障（きざ）な・悟ったような・小生意気（こなまいき）な・ものの言い方だけは...
中島敦 「狼疾記」
...――顔ばかりじゃない何でもそんなものだ」と悟ったようなことを云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...先生悟ったような事を云うけれども命は依然として惜しかったと見えて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そう云う境界（きょうがい）に至らんと人間は苦しくてならん」と独仙君しきりに独（ひと）り悟ったような事を云う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...セエラなんかちっとも可愛くなかったのだという事実を悟ったような気がしました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...死について悟ったようなことを云ったって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...これらのなかには「どうせまたすぐ焼けちまうんだ」と悟ったようなことを云っていて...
山本周五郎 「柳橋物語」
...人間がこんなにあざといもんたあ知らなかった」「悟ったようなことを云うんじゃないの...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...そんなふうな悟ったような澄明な秋の山なんぞというものは...
山本周五郎 「陽気な客」
...急に悟ったような顔をして...
吉川英治 「三国志」
...やっと悟ったような顔をした...
吉川英治 「平の将門」
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