...決して後に見て悔いるような作品をつくることはございません...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...・つかれてもどつてひなたの寒菊・いちにち風ふき誰もこない落葉する・悔いるこゝろに日がてり小鳥きてなくか・霜晴れ澄みわたるほどに散るは山茶花十二月四日冬ぐもり...
種田山頭火 「其中日記」
...あるいは干戈(かんか)を動かして悔いない王者もあったようである...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...てんで自分の妻という考えを持つことの出来なかったのを悔いるような心も出て来た...
徳田秋声 「新世帯」
...悔い改めた一人の罪人(つみびと)の涙にぬれた顔に対して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分のなした害悪を悔い改め...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三千代さんに逢わなくちゃ不可(いか)ん」彼は足の進まない方角へ散歩に出たのを悔いた...
夏目漱石 「それから」
...恐るべく変りし阿園に向いて悔い...
宮崎湖処子 「空屋」
...様々の思い――悲しみと悔い...
宮本百合子 「悲しめる心」
...ここもまた火宅とあとで悔いねばよいが……」「いいえ...
吉川英治 「私本太平記」
...心に悔いているらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここは悔いなき思慮を...
吉川英治 「新書太閤記」
...その一員になったことを悔いていない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しまったと思う悔いと涙とでうろたえながら...
吉川英治 「親鸞」
...みじんでも悔いたような痕(あと)はない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...彼は心に悔いを噛むのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自身では内心悔いていても...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...ゲエテのように天分の豊かな人でさえ、イタリアの旅へ出た時に、自分がある一つの仕事に必要なだけ十分の時間をかけなかったことを、またその仕事に必要な手業を十分稽古(けいこ)しなかったことを、悔い嘆いている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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