例文・使い方一覧でみる「悒」の意味


スポンサーリンク

...一種の鬱(ゆううつ)に変わるようにさえ思えた...   一種の悒鬱に変わるようにさえ思えたの読み方
有島武郎 「或る女」

...葉子はなんという事なく鬱(ゆううつ)になって古藤の手紙を巻きおさめもせず膝(ひざ)の上に置いたまま目をすえて...   葉子はなんという事なく悒鬱になって古藤の手紙を巻きおさめもせず膝の上に置いたまま目をすえての読み方
有島武郎 「或る女」

...見る人を不快にさせる鬱な表情は...   見る人を不快にさせる悒鬱な表情はの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...或る時は鬱(ゆううつ)に...   或る時は悒鬱にの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...雨などが降りくらして鬱(ゆううつ)な気分が家の中に漲(みなぎ)る日などに...   雨などが降りくらして悒鬱な気分が家の中に漲る日などにの読み方
有島武郎 「小さき者へ」

...私の妙に陰惨な鬱の感情は...   私の妙に陰惨な悒鬱の感情はの読み方
飯田蛇笏 「薄暮の貌」

...宇宙旅行の冒険ということよりもむしろ向う十五ヶ年の空費についての鬱であった...   宇宙旅行の冒険ということよりもむしろ向う十五ヶ年の空費についての悒鬱であったの読み方
海野十三 「宇宙尖兵」

...彼女の急性鬱症(きゅうせいゆううつしょう)については...   彼女の急性悒鬱症についてはの読み方
海野十三 「什器破壊業事件」

...こは(いぶせ)きこと無きを...   こは悒きこと無きをの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...然とした面持でじぶんの部屋の扉の前に帰りついた...   悒然とした面持でじぶんの部屋の扉の前に帰りついたの読み方
久生十蘭 「墓地展望亭」

...常に然(いうぜん)たる面持で佇んでいる...   常に悒然たる面持で佇んでいるの読み方
久生十蘭 「魔都」

...真名古は然たる面持で立ち上ると...   真名古は悒然たる面持で立ち上るとの読み方
久生十蘭 「魔都」

...この隣りの男は弁護士になる準備で夢中なんだつて!」「どうして学校へ来なかつたの?」「あれこれと先々のことを考へるとすつかり鬱になつてしまつてね...   この隣りの男は弁護士になる準備で夢中なんだつて!」「どうして学校へ来なかつたの?」「あれこれと先々のことを考へるとすつかり悒鬱になつてしまつてねの読み方
牧野信一 「奇友往来」

...自分の鬱な魂がこの上もなく惨めになつた...   自分の悒鬱な魂がこの上もなく惨めになつたの読み方
牧野信一 「タンタレスの春」

...併し此の松林の中の家は依然として暗な姿をしてゐた...   併し此の松林の中の家は依然として暗悒な姿をしてゐたの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...かれらしい病的なとしい気分になるらしかった...   かれらしい病的な悒としい気分になるらしかったの読み方
室生犀星 「童子」

...はながさいてゐる目をつむつてぼくは見てゐるはなびらは色(いろ)をうしなひあを白くうなだれて……はななれば はなのやうになぜ笑はないのだらうはながさいてゐる目をそつとつむるといつでも黙つてさいてゐる背中をむけて 向ふを向いて鬱な花よ 匂ひのない――花ならば 花のやうに……...   はながさいてゐる目をつむつてぼくは見てゐるはなびらは色をうしなひあを白くうなだれて……はななれば はなのやうになぜ笑はないのだらうはながさいてゐる目をそつとつむるといつでも黙つてさいてゐる背中をむけて 向ふを向いて悒鬱な花よ 匂ひのない――花ならば 花のやうに……の読み方
森川義信 「悒鬱な花」

...〔無題〕欝の日がつづく...   〔無題〕悒欝の日がつづくの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

「悒」の読みかた

「悒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「悒」


ランダム例文:
おしどり夫婦   わるもの   辯疏  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
車中泊   卒業証書   簡素化  

スポンサーリンク

トップへ戻る