...時服一かさねに例の歌の消息がある...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...兄さんはまだ息があるうちに世界中でまだ誰も知らない地中怪人族を見ることができて...
海野十三 「雪魔」
...慥(たし)かにまだ息がある...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...息がある間(うち)の藪医者の方が有難かつた...
薄田泣菫 「茶話」
...「まだ息があるかもしれませんからな」博士は蹲(しゃ)がんだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...まだ確實に息があると見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あまりに神經質なる焦心の休息がある...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...墓のなかにはさぞ甘美な休息があるにちがいないという考えが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...息がある間に一言二言...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...フィリンガム氏はまだ息がある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...未だ息がある鵞鳥をもう剥製にでも仕様としてゐるのにはあきれたな――兎も角...
牧野信一 「剥製」
...息があるかを確めてみながら...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...まだ息があるというのでそのまま...
夢野久作 「斜坑」
...こんな消息があるからであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...二人のご子息があるのに)と...
吉川英治 「三国志」
...樹はまだ息があるように動くし...
吉川英治 「親鸞」
...あいつに息がある間は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まだ息があるんじゃないか...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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