...恭敬な態度でお辞儀をする...
...彼は恭敬にも彼女の意見に耳を傾けた...
...外国の大使に会ったときには、恭敬な態度が必要だ...
...故人を恭敬に送り出すために、家族一同で式場に集まった...
...恭敬心を忘れずに、人々と接することが大切である...
...恭敬は衆人の胸中にひれ伏し...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...わずか二尺八寸余の小像であるが古来世人の恭敬愛慕絶ゆる事なく...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...下戸與大人相逢道路、逡巡入草、傳辭説事、或蹲或跪、兩手據地、爲之恭敬、對應聲曰噫、比如然諾...
陳壽 「魏志倭人傳」
...違った境遇にあったならば恭敬とも思われたかも知れない儀礼や行為をも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...治者恭敬にして信なるが故に...
中島敦 「弟子」
...俗皆徒跣、以蹲踞爲恭敬...
范曄 「後漢書倭傳」
...例えば支那流に道徳の文字を並べ、親愛、恭敬、孝悌、忠信、礼義、廉潔、正直など記して、その公私の分界を吟味すれば、親愛、恭敬、孝悌は、私徳の誠なるものにして、忠信、礼義、廉潔、正直は、公徳の部に属すべし...
福沢諭吉 「日本男子論」
...夫婦親愛恭敬の徳は...
福沢諭吉 「日本男子論」
...この親愛に兼ねて恭敬の誠あるに由(よ)るのみ...
福沢諭吉 「日本男子論」
...相互いに親愛恭敬して至情を尽し...
福沢諭吉 「日本男子論」
...常に恭敬と謙遜の態度を忘れない...
牧逸馬 「双面獣」
...お手間は取らせませんよ」7この恭敬篤厚な...
牧逸馬 「双面獣」
...恭敬は礼拝に起こると言えり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...その民いかにして恭敬の何物たるを解せんや...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...吾助は恭敬の身ぶりで押頂いたのち...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...身を屈(かが)めて恭敬(きょうけい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...君います時には恭敬にして安舒(あんじょ)たる態度であったというごとき...
和辻哲郎 「孔子」
...特にその美醜のゆえに恭敬の念を二三にしてはならない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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