...社会の恩知らずだ...
伊藤左千夫 「去年」
...隨分不條理な恩知らずのいひ方ぢやないか...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...「そりやさうや、さうや、旦那の云ふ通りや、誰が銭持つてたら、空き腹に酒なんかあふるもんか、米のめしがほんまに恋しうてならんわ――をとつひも飯食うたんやあらしまへん、観照寺で接待ある云うよつてに、伊原つれて出かけたら、それが、うどんの接待だす、伊原にお前わいに半分残しとけ云うたのに、あの狸め、ちよつとも余さんと食うて了ひよる――なア旦那、大体伊原に、観照寺で接待あるよつてに行こか云うて誘うたのはわいだつせ、知らんとゐたらうどん一すぢも口に入らんとこや、なア、そやのに、恩知らずめが、どうだす、礼儀の知らんこと、後輩の癖にわいより先にお汁をかけて、ちよつと残しといてと頼んどいたのに、どんぶり鉢のはしも噛る位綺麗に食うて了ひやがんね、――それからと云ふものは、まる二日、仕事もないし!」彼の後輩である伊原が何ものであるかも、また彼の仕事がどんなものであるかも、酔払ひは説明しなかつたが、そのたどたどしい独白に、この店の中で、強い焼酎に痺(しび)れた頭をかかへたものたちは、ひそかに白い吐息をして、耳を傾けたのである...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...それだのにあの恩知らずの親子が...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...何ちゅう恩知らずやろ...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...恩知らず――父に対する哀惜の情や...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...ただ恩知らずな気持ちのために...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...恩知らずの成り上り者は...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...彼の神は恩知らずだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いくら僕が恩知らずだって...
豊島与志雄 「野ざらし」
...恩知らずの動物に...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あなたは恩知らずよ...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...恩知らずよと叱責(しっせき)したり...
福田英子 「妾の半生涯」
...継母はあんまりこの子も親の恩知らずだと高尚な理窟をこねた...
本庄陸男 「白い壁」
...自分だけさっさと何処へか行って仕舞って……お前みたいな恩知らずはないよ...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...あの恩知らずの不良娘は...
山本周五郎 「季節のない街」
...こう云うと恩知らずで薄情のように聞えるかもしれないが...
山本周五郎 「やぶからし」
...そんな恩知らずのまねはできませぬ」「じゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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