...彼女にはいつも恩徳に感謝している...
...私が初めてアメリカにきたとき、恩徳に感謝したい友達がいた...
...彼は恩徳を忘れない人だ...
...彼女はそんなにたくさんする必要はなかったのに、ぼくが恩徳に感謝しています...
...今日は恩徳を感じる一日だった...
...これらの恩徳は彼の大きな寛容な性質並びに彼の健全な常識と共にあらゆる弟子たちに親愛の情を抱かせた...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...我々は時間を徒費しつつ電車の恩徳を難有がらなければならんのだ...
内田魯庵 「駆逐されんとする文人」
...まことに山よりも高く海よりも深き御恩徳の然らしむるところとは言へ...
太宰治 「右大臣実朝」
...恩徳等ノ事ハ理會スベカラザルノ事トセリ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...宗教の益は原来(げんらい)上帝の恩徳を講解するにもっぱらなりといえども...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...一方は婚を以て恩徳(おんとく)のごとく心得...
福沢諭吉 「旧藩情」
...專制の政府に於ては君王の恩徳と武威とを以てして...
福沢諭吉 「帝室論」
...其議員が國民に對しては恩徳もなく又武威もなし...
福沢諭吉 「帝室論」
...帝室の恩徳は其甘きこと飴の如くして...
福沢諭吉 「帝室論」
...帝室の大恩徳を空ふする者と云ふ可し...
福沢諭吉 「帝室論」
...却て恩徳の所在を忘れて狼狽を致す...
福沢諭吉 「帝室論」
...帝室(ていしつ)をば政治社外の高処(こうしょ)に仰(あお)ぎ奉(たてまつ)りて一様(いちよう)にその恩徳(おんとく)に浴(よく)しながら...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...真世の神の恩徳に期待するという意味で...
柳田国男 「海上の道」
...――そしてその恩徳は...
吉川英治 「三国志」
...徐々恩徳をもって...
吉川英治 「三国志」
...いつも将軍尊氏の恩徳であるといった...
吉川英治 「私本太平記」
...和国教主の聖徳皇広大恩徳謝(しゃ)しがたし一心に帰命(きみょう)したてまつり奉讃不退ならしめよ!――刻...
吉川英治 「親鸞」
...故入道殿の扶植(ふしょく)されたご恩徳も浅からず...
吉川英治 「源頼朝」
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