...川上を恨むな」「ええ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...恨む気にもなれなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...その無鉄砲と勇気とを恨むような心持さえ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...敗れも何か恨むべき見ずやかなたの金獅像(十一)語るは敵(あだ)の勝ならで君がいまはの勇みなり...
土井晩翠 「天地有情」
...恨むらくはそれを詳細に言ひ現はす程の伎倆を己が持つてゐない...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...みずから恨むだけのことである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...拙者を恨む新徴組の奴輩(やつばら)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...恨むべきは、おのれに、山の聖像を描き奉る力の足りないのをこそだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...恨むらくは少しく古今の書籍を読んで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...何の故を以て恨む処があるか...
葉山嘉樹 「工場の窓より」
...ただ恨むらくはその米俵巻絹世に存せざるなり〉という事は...
南方熊楠 「十二支考」
...長く恨む鶏鳴別時の苦...
南方熊楠 「十二支考」
...恨むのは無理だ」歎息(たんそく)をして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この人を恨むことが結婚すれば生じるに違いない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恨むまいとしても...
吉川英治 「三国志」
...彼の苦衷(くちゅう)はべつとして、それは恨む...
吉川英治 「私本太平記」
...「長頼、恨むなよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...人を恨むことにすら出来ない質(たち)の又八であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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