...恨むべき奴等だ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...――「然し今更ら歸京して再びあの大學部の殘りをやれないのを恨むにも及ぶまい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私の心持を地下の初代さんは恨むだろうか...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...必ず譲治を恨むに違いない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...自らを恨むこと我より甚しきはあるまじ...
太宰治 「花吹雪」
...幸子や雪子を恨む筋はないようなものの...
谷崎潤一郎 「細雪」
...里飛びたちし鶴の子が去りて歸らぬ松一株(いつしゆ)花なき色は替らねど枯れては恨む糸櫻吹くや淋しきすさまじき幾代浮世の風のねに命の汀眺むれば寄するも憂しや老の波...
土井晩翠 「天地有情」
...みずから恨むだけのことである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そのヘヒトを恨む筋はないはずだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...斉彬を恨むような心さえ起ってきた...
直木三十五 「南国太平記」
...家康を恨む以上は...
中里介山 「大菩薩峠」
...一と太刀恨むすべもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何も人を恨む事はない...
林芙美子 「浮雲」
...おれを恨むのは筋ちがいばい...
火野葦平 「花と龍」
...昔の出来事を想い出して恨むことはいたしません...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...世を怨み人を恨む意味が甚だ薄い...
森鴎外 「雁」
...……が、恨むらくは、その人がありません...
吉川英治 「三国志」
...恨むこと一(ひ)ト通りでなかったといわれている...
吉川英治 「私本太平記」
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