...恨まれる筋はないのだ」X大使だと知って...
海野十三 「地球要塞」
...相続く悲惨痛恨の事件...
高木敏雄 「比較神話学」
...却って己の薄情を恨んでいるだろう...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...あべこべに夫の監督の不行き届き恨(うら)むような口ぶりで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...弦月落ちて宵暗の星影凄し廣瀬川恨むか咽ぶ音寒く川波たちて小夜更けて秋も流れむ水遠く...
土井晩翠 「天地有情」
...限りない愛情と見捨てた悔恨とを感じた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...憎しみも恨みも感じない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ社会にたいする怨恨(えんこん)からであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...旧(ふる)い悔恨が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かなはぬ恋に不自由なる身を恨みて水(みづ)の谷(や)の池に入水(じゆすい)したるを新らしい事とて伝へる位なもの...
樋口一葉 「たけくらべ」
...永田杢次が恨めしくてならない...
火野葦平 「花と龍」
...何の恨みか存ぜん喝(かつ)...
正岡子規 「刺客蚊公之墓碑銘」
...遂に辱められたるを以て恨(うらめ)しとなす〉とあり...
南方熊楠 「十二支考」
...「今ぞしる恨みなしとは人も犬も世を過ししぞ神のまにまに」と詠じて別れ帰った...
南方熊楠 「十二支考」
...大臣は大宮を恨めしがっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人並みの幸福を受けさせずに苦しめる父であるようにある時代の自分が恨んだのも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自己否定と悔恨のあらわれだといわなければならないだろう...
山本周五郎 「季節のない街」
...折からまた、「荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)、にわかに兵をうごかし、わが退路を断って、許都を衝かんとする姿勢にうかがわれる」という凶報は来るし――曹操は、惨たる態(てい)で、歯がみしたが、「今にみよ」と、恨みの一言を、敗戦場に吐きすてて、「退くも兵法」とばかり向きをかえて、許都へひっ返した...
吉川英治 「三国志」
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