...それは恥ずべきことじゃない...
有島武郎 「小さき者へ」
...男子として最も恥ずべきやきもちの心が起り...
太宰治 「パンドラの匣」
...たしかに、恥ずべき、欠陥である...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...後には恥ずべき弱点を暴露して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一種の恥ずべき自涜(じとく)行為のうちに消費されていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...恥ずべき諸(もろもろ)の観念の巣窟(そうくつ)である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...男子の恥ずべきことにあらずや...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...卑劣で恥ずべき行為ですが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...恥ずべき行為を防ぐ方法を探した方がいい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...何方(どっち)が恥ずべき境涯なのだ――そう思うと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...われわれは恥ずべきである...
三好十郎 「俳優への手紙」
...そはギリシアにおいて少しも恥ずべきものにあらざりければなり(ティトゥス・リウィウス)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――その治療法は恥ずべきものとされていた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...もっとも卑しく恥ずべきものといわれていた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...恥ずべきものというふうに思えた...
山本周五郎 「めおと蝶」
...みずから恥ずべきだと思った...
吉川英治 「新書太閤記」
...恥ずべき非が見出された...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それならば彼は世間の手前そういう家に住むのを恥ずべきである...
和辻哲郎 「藤村の個性」
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