...そこでは自分は女王の座になおっても恥ずかしくないほどの力を持つ事ができるはずなのだ...
有島武郎 「或る女」
...夜会に出ても恥ずかしくないしたくができてしまいました...
有島武郎 「或る女」
...どんな貧しい肴でも恥ずかしくないし...
太宰治 「酒ぎらい」
...いやしい! きたない! 恥ずかしくないか...
太宰治 「春の盗賊」
...「恥ずかしくない?」「恥ずかしい...
太宰治 「パンドラの匣」
...――」「恥ずかしくないかね...
太宰治 「火の鳥」
...「よく君は恥ずかしくないねえ! 君に僕が何をしたというんだろう?」と彼は叫んだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...防寨(ぼうさい)はバスティーユの牢獄の消えうせた場所に出現して恥ずかしくないものであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...欧羅巴の何処へ出しても恥ずかしくない立派な青年だ...
中島敦 「光と風と夢」
...恥ずかしくないようにしなければ修業を積んだとは云われんてな...
夏目漱石 「草枕」
...最良の利益とは正々堂々と人の前でいって恥ずかしくないことをいうのである...
新渡戸稲造 「自警録」
...恥ずかしくないような手袋を買うにも一スーの金もないのです...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いわゆる中の品として恥ずかしくないのがありますよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もっと名誉ある・恥ずかしくない・終りを遂げたことであったろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そんなことを聞いていたりして恥ずかしくないんですか」「恥ずかしいのはお母さまでしょ...
山本周五郎 「思い違い物語」
...武士として恥ずかしくない方法を選んで貰いたい...
山本周五郎 「竹柏記」
...「あれなら鈴木の嫁として恥ずかしくないと思いますが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あれでよく恥ずかしくないものだと言った藤村の気持ちには...
和辻哲郎 「藤村の個性」
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