...国防献金ももはや問題とならない(但し恤兵(じゅっぺい)事業等は郷党の心からなる寄附金による事が望ましい)...
石原莞爾 「戦争史大観」
...恐るべき審判(さばき)の日に於て矜恤(あわれみ)ある者は矜恤を以て鞫(さば)かるべしとの事である...
内村鑑三 「聖書の読方」
...すなわち主は慈悲深くかつ矜恤(あわれみ)ある者なり」と...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...死すとも何ぞ恤(うれ)えん...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...死すとも何ぞ恤(うれ)えん...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...失産貧窮に因れる救恤費の増加...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...延(ひ)いて鰥寡(かんか)孤独(こどく)を愛恤(あいじゅつ)する等の自(おのず)から現時の国家社会制を実践したるもの一にして足らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...救恤と復興との政治機関に働きながら...
豊島与志雄 「古木」
...二日間に二万本を集め得て恤兵部(じゅっぺいぶ)におくった...
長谷川時雨 「竹本綾之助」
...七分積金及市中窮民救恤を取扱つたところで...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...救恤品を送ったりして相互的になっているが...
久生十蘭 「だいこん」
...俘虜救恤の仕事はこういうものと思ってきたが...
久生十蘭 「ノア」
...「俘虜救恤品、ねがいます」「おう」牧田という憲兵伍長がのっそりと立ってきた...
久生十蘭 「ノア」
...結婚すればほとんど必ず救恤貧民の父となるのであると考えることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...なお救恤貧民の数の多きを喞つほど矛盾撞著したことはあり得ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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山之口貘 「鮪に鰯」
...もちろんそれは単に微禄の士を救恤(きゅうじゅつ)するというだけではなく...
山本周五郎 「日本婦道記」
...彼は百姓を恤(あわれ)み宥(いた)わった...
吉川英治 「三国志」
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