...前には「我を恤(あわ)れめ我を恤れめ」と友に哀願せしに...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...プロレタリヤの救恤袋を旗印として振りかざした...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...失産貧窮に因れる救恤費の増加...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...又そこから郡じゅうに救恤品や指令が出るようにすることを提議しては...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...但し対手は神様なのだから之は被告賞恤や減刑請願になる心配はないので疑いもなく歎願だから心配しなくてもいい...
戸坂潤 「社会時評」
...海軍省恤兵金係りへ国防資金が送られて来るそうだ...
戸坂潤 「社会時評」
...彼れは鰥寡孤獨の救恤男女勞働者の保護は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...七分積金及市中窮民救恤を取扱つたところで...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...なほ幕府より撫恤を蒙れる例もあり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...こんど日本赤十字社に俘虜救恤委員部というのができました...
久生十蘭 「ノア」
...即ち不恤緯(ふじゅつい)会社を設立するを名とし...
福田英子 「妾の半生涯」
...社会の大部分はやはり救恤貧民の集団であろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...救恤貧民の多いことは不可避的に結びついているのであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...赤十字社が主催する恤兵(じゅつぺい)音楽会の御相談をしにウッド卿を訪ねておいでになっていたのですが...
三浦環 「お蝶夫人」
...馬を撫恤(なで)る処にて...
三木竹二 「明治座評」
...また能く余の衆生を存恤す...
南方熊楠 「十二支考」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...彼は百姓を恤(あわれ)み宥(いた)わった...
吉川英治 「三国志」
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