...何処となく洞察を恣(ほしいまま)にするやうな...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...あたかも野獣の如く雑婚を恣(ほしいまま)にしていたので...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...其独特の武器電光霹靂を恣にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...楕円を描いて游弋(ゆうよく)し跳梁を恣(ほしいまま)にしていたのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...左大臣が権勢を恣(ほしいまゝ)にしていた間こそ...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その無法な想像の力が根本の要求と共に跳梁を恣(ほしいまゝ)にするのである...
田山録弥 「エンジンの響」
...恣(ほしいまま)な主張をもっているもの...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...裏十二の中に月と花が一つずつあってこの一楽章に複雑な美しさを与える一方ではまたあまりに放恣(ほうし)な運動をしないような規律を制定している...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...市民各(おのおの)その欲する所を恣(ほしいまま)にする事を得たりしかば...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...政府の権を犯して恣(ほしいまま)に人を殺し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...だから理性は感情を恣まに募らせて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...此の如くして教育せられたる子は必ずや放蕩自恣(ほうとうじし)...
正岡子規 「病牀譫語」
...後(のち)皇后寵ついに衰え驕恣(きょうし)ますます甚だし...
南方熊楠 「十二支考」
...今日封建性に反対するという名目で私たちの間に性的な放恣がないであろうか...
宮本百合子 「共産党とモラル」
...それにあの時は己の意図が先(ま)づ恣(ほしいまゝ)に動いて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...暴戻恣...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...利得ヲ恣(ほしいまま)ニセシ形跡アリ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...権(ケン)ヲ用イ政(マツリ)ヲ恣(ホシイママニ)シテ富財ヲ私(ワタクシ)スルコト多年...
吉川英治 「新・水滸伝」
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