...しかし今はその憤懣を恣(ほしいまま)に洩(も)らす力さえ...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...其独特の武器電光霹靂を恣にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...全部取ってはあともう来ないから少しは残しておく大変な掠奪を恣にしたのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...諸司衞府を合せて門下郎黨の大官榮職を恣(ほしいまゝ)にするもの其の數を知らず...
高山樗牛 「瀧口入道」
...自分でもその恣意(しい)の行きつく先を前以て知り得ない...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...柔弱な骨抜きの恣(ほしいまま)な恵み深い生きやすい道徳――快楽の契約にすぎず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「天才」の概念も、何ものにも犯されない、束縛されない、ついには自然にも束縛されない天才の考えかたは、危くすれば、放恣となり、狂人と、あい隣りするのである...
中井正一 「美学入門」
...静かな夜を恣(ほしいまま)にする事が出来ない事がよくあった...
夏目漱石 「それから」
...恍惚として驕りあがつた放恣な美女が...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...近(ちか)くは纂奪(さんだつ)及(およ)び征服(せいふく)を恣(ほしひまゝ)にするに至(いた)りました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...典型的な放恣(ほうし)な異常な...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...少時(しょうじ)放恣(ほうし)佚楽(いつらく)のために...
森鴎外 「渋江抽斎」
...併しこういう歴史的現實の把握は全く恣意的な直觀に訴えるわけにはいかないから...
矢田部達郎 「心理學」
...情熱と恣欲(しよく)があふれていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...これも増上慢を恣(ほしいまま)にしてくれば...
吉川英治 「私本太平記」
...恣(ほしいまま)に削(けず)った...
吉川英治 「新書太閤記」
...饒舌(じょうぜつ)を恣(ほしいまま)にし...
吉川英治 「親鸞」
...矢唸(うな)りを恣(ほしいまま)にした頃から...
吉川英治 「宮本武蔵」
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