...僕の代りに恐惶頓首再拜してヤットの事でお詫びが濟んだ△ヤレヤレこれ丈であつたかと...
石川三四郎 「浪」
...すなわち外人の恐惶(きょうこう)を催(もよお)したる所以(ゆえん)にして...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...その地方に大恐惶(きょうこう)をきたし...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...恐惶謹言」 だが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...右は一つには苺作(いちごさく)が耕すに易(やす)く比較的利益多きところより権(ごん)も八も植付に急なりし結果当××市郊外のみにて約三千英加(エーカー)といふ苺畑出来候為め産出過多加ふるに今回の経済界の大恐惶に出会ひし事とて実際話しにならず候...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...恐惶謹言...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...アポローン恐惶をかれらに起し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...弟子達の困憊(こんぱい)と恐惶(きょうこう)との間に在って孔子は独り気力少しも衰(おとろ)えず...
中島敦 「弟子」
...★一度女がかの恐惶((きようくわう))...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...誠に以て恐惶頓首...
羽田亨 「聚樂廻り」
...先年松平新太郎因伯兩州領知之節相窺之伯州米子町人村川新兵衞大谷甚吉至レ今入二竹島一にて爲二漁獵一向後入島之義制禁可二申付一旨被二仰出一可レ存二其趣一恐惶謹言元祿九年子正月二十八日土屋相模守戸田山城守阿部豐後守大久保加賀守松平伯耆守殿宗對馬守義功より出たる家譜に元祿九年因幡國與(と)朝鮮國與(と)之間竹嶋與(と)唱(となへ)候嶋有レ之...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...恐惶謹言的状態で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...恐惶謹言...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...豈可不恐惶乎...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六波羅が高氏の叛旗(はんき)に大恐惶をおこし...
吉川英治 「私本太平記」
...恐惶謹言(きょうこうきんげん)」と...
吉川英治 「私本太平記」
...恐惶謹言(きょうこうきんげん)小李広花栄(かえい)「なんだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...恐惶謹言(原文のまま...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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