...恐らく見もせぬうちから玄關に立つ人を前門の虎と心得て...
石川啄木 「雲は天才である」
...恐ろしいがんばり方だ...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...というわけは、彼らと恐竜の間には、将棋(しょうぎ)の駒(こま)のような岩があって、恐竜どもの姿を、彼らからかくしていたのだ...
海野十三 「恐竜島」
...なかには恐ろしい毒瓦斯弾(どくガスだん)も交っているかも知れない...
海野十三 「空襲警報」
...目に見えない霊の力の恐しさというようなことも承わったので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...女人に対する恐怖の念はいつの間にか消滅して...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...権力を恐れ俗論を憚(はばか)り...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...そしてたとひ彼等が恐らく多くの箇所において嘲笑する機會を發見するにしても...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そんな恐ろしい毒藥を手に入れやうがありません」口不調法なほど實直な新助は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...素(もと)より誰がこんな恐ろしいことをやったのか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...恐ろしく身仕舞が良いばかりでなく大變な氣の廻る娘だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...之らの恐るべき犯罪は凡て野原で...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...名物の濃霧にも比すべき恐慌が押し包んでいた...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...宰相中将は黙って恐縮したふうを見せているだけであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そのような絶望的な恐ろしい決心をとるよりはむしろ別の方法をとるようにと説いてくれたことは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――すると不意に恐ろしい咳(せき)がこみあげて来た...
山本周五郎 「お美津簪」
...恐ろしい最後の力を奮いだすにきまっています...
吉川英治 「三国志」
...……僕はこの前にお手紙した宇宙爆撃の恐怖が裏書きされたように思われます...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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