例文・使い方一覧でみる「恁」の意味


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...徐(おもむろ)に西洋の(こ)うした画の講釈をし始めた...   徐に西洋の恁うした画の講釈をし始めたの読み方
芥川龍之介 「路上」

...其度渠は(こんな)返事をしてゐた...   其度渠は恁返事をしてゐたの読み方
石川啄木 「足跡」

...「私ほど辛い悲しいものはない!」(か)う理由のないことを...   「私ほど辛い悲しいものはない!」恁う理由のないことをの読み方
石川啄木 「鳥影」

...若い心はウットリとして、何か(か)う、自分の知らなんだ境を見て歸る樣な氣持である...   若い心はウットリとして、何か恁う、自分の知らなんだ境を見て歸る樣な氣持であるの読み方
石川啄木 「鳥影」

...お柳の氣褄を取つては時々(か)うして遣つて來て...   お柳の氣褄を取つては時々恁うして遣つて來ての読み方
石川啄木 「鳥影」

...うしてチャンと起きて待つてたんですよ...   恁うしてチャンと起きて待つてたんですよの読み方
石川啄木 「鳥影」

...うして渠は、ものの三十遍も同じ事を続けた...   恁うして渠は、ものの三十遍も同じ事を続けたの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...其夢といふのは(か)うで...   其夢といふのは恁うでの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...』『怎したべす?』『怎したもうしたも...   』『怎したべす?』『怎したも恁うしたもの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...(か)う門(もん)が閉(しま)つて居(を)つては...   恁う門が閉つて居つてはの読み方
泉鏡太郎 「畫の裡」

...身(み)に附(つ)けて居(を)れば遺失(おと)しさうだ、――と云(い)つて、袖(そで)でも、袂(たもと)でも、(か)う、うか/\だと掏(す)られも仕兼(しか)ねない...   身に附けて居れば遺失しさうだ、――と云つて、袖でも、袂でも、恁う、うか/\だと掏られも仕兼ねないの読み方
泉鏡太郎 「艶書」

...(か)くて旦(あした)に暮(くれ)に其(そ)の根(ね)を治(をさ)む...   恁くて旦に暮に其の根を治むの読み方
泉鏡花 「花間文字」

...エヒミチは院長(ゐんちやう)として其職(そのしよく)に就(つ)いた後(のち)(かゝ)る亂脈(らんみやく)に對(たい)して...   エヒミチは院長として其職に就いた後恁る亂脈に對しての読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...貴方(あなた)は(か)うなのだ...   貴方は恁うなのだの読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...(か)くて又(また)一週間(しうかん)を過(す)ぎ...   恁くて又一週間を過ぎの読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...それに私なんか(か)う見えても温順(おとな)しいんだから...   それに私なんか恁う見えても温順しいんだからの読み方
徳田秋聲 「或売笑婦の話」

...んな風で、昨日から今日へ掛けて考へてみても未だ眞想がわからなかつた...   恁んな風で、昨日から今日へ掛けて考へてみても未だ眞想がわからなかつたの読み方
徳田秋聲 「媒介者」

...わしが一攫(ひとつか)み引(ひ)つ扱(こ)いて來(き)て見(み)たの打棄(うつちや)つたんでがした」勘次(かんじ)は(か)ういつて蒼(あを)く成(な)つた...   わしが一攫み引つ扱いて來て見たの打棄つたんでがした」勘次は恁ういつて蒼く成つたの読み方
長塚節 「土」

「恁」の読みかた

「恁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「恁」


ランダム例文:
迷いがない   潜行した   役用  

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