...私は怱々(そうそう)とまた帰途につくのだった...
モオパッサン 秋田滋訳 「ある自殺者の手記」
...一週間で怱忙(そうぼう)の中に作成した...
芥川龍之介 「羅生門の後に」
...廿年居上海毎日見中華有病不求薬無聊纔読書一滴臉就変所頭漸多怱而下野南無阿弥陀其山仁兄教正辛未初春為請 魯迅と書いてあります...
内山完造 「魯迅さん」
...しかも一朝夢さめて怱如飛行機上の人となり我國未曾有の妙技を發揮し數萬の観衆の手に汗を握らせたが爆然墜落して可惜二十有餘の若木の花を散らせてしまつた...
竹久夢二 「砂がき」
...老エフィゲニウスの身近怱忙(そうぼう)を加うべきを思い...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...用談を終えると怱々(そうそう)に辞したが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...目的を達して怱々(そうそう)引き揚げようとする間際(まぎわ)に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...怱々(そうそう)に帰してしまったのであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一時間足ラズデ怱々帰宅...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...明日ヲ約シテ怱々ニ引キ上ゲ帰宅スル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
......
田山花袋 「父の墓」
...アカイア人怱々の際此式を怠る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...三十怱忙(そうぼう)のうちにも無名丸は...
中里介山 「大菩薩峠」
...決して粗怱にしてはならぬ...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...私は氣味の惡い此の墓を怱々遁げ出した...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...先年怱忙(そうぼう)のみぎりに...
本庄陸男 「石狩川」
...日支両兵怱皇走...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...母子は怱忙(そうぼう)な半日を...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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