...平氏自身をして天下の怨府たらしめしが如く...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...天下の怨府たらしむる所以なるを見...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...自粛しなければ国民の怨府となるであろう...
石原莞爾 「戦争史大観」
...その怨府(えんぷ)となるまた宜(う)べならずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...駒井能登守というものを士民の間の憎悪(ぞうお)と怨府(えんぷ)とにしてしまおうという策略のように見えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この土地の怨府の観のあったカミョンスキイ伯爵の屋敷だったのだ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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