...性格的な理由から、彼は常に同じ行動様式を繰り返す傾向がある...
...「地方性格差」は、地域によって異なる人々の性格的な傾向のこと...
...性格的に他律的な人は、自己決定が苦手なことがある...
...性格的に消極姿勢を持っている人は、自分に自信がない傾向にあります...
...即ち性格的事物は性格的概念として理解せられることによって少しも事物としての性格を失わない筈である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...非性格的概念は之に反して事物とは異った性格――概念としての性格――を有っている...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...物理学乃至化学自身の内に於ては電子概念は性格的でない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...国家が殆んど常に性格的概念であることは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的問題が(歴史社会的)事実上常に選ばれるのであり...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...透察は性格的であった...
戸坂潤 「科学方法論」
...この因果は自然科学に於ける因果――自然的因果――ではなくして恰も個別的因果と呼ばれるべきであろう(性格的因果と呼ぶのも好いであろう)...
戸坂潤 「科学方法論」
...この哲学によって誠に深く広く性格的な意味を与えられ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...例えば理想型というような一種の性格的法則?の観念などが発生する――M・ヴェーバーの如き)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...単に情緒的な或いは又性格的な根拠からだけではなく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...性格的現象である...
豊島与志雄 「性格を求む」
...どこに性格的特徴があるだろうか...
豊島与志雄 「性格を求む」
...しかも性格的なモメントをとらえている...
宮本百合子 「ヴォルフの世界」
...それは性格的な欠陥だと思うけれど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その性格的なものの中におのずと救いも亦あるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...性格的な微笑は私がS酒場へはいると同時にいつも向けられてくるのであった...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...彼の性格的なにおいに向って...
吉川英治 「新書太閤記」
...「ふしぎな男だ」しかしまた、どうしても、性格的に、好きにはなれないのであった...
吉川英治 「松のや露八」
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