...性格的な理由から、彼は常に同じ行動様式を繰り返す傾向がある...
...「地方性格差」は、地域によって異なる人々の性格的な傾向のこと...
...性格的に他律的な人は、自己決定が苦手なことがある...
...性格的に消極姿勢を持っている人は、自分に自信がない傾向にあります...
...と云うのは虚偽は形式論理学に於ても必ずしも非性格的ではないであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的問題――それこそ最も問題らしい問題である――は他の多くの問題を解決すべき第一義の問題であると考えられることは当然であろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...現代の問題としてのこの資格を明白には自覚せず又そうする必要のないような問題――没性格的な問題――は...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的論理に於て用いられる諸概念は必ずその性格を有つ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的論理にあっては...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的論理形態を決定するものは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的論理――吾々が今論理と呼ぶのは常に之である(前を見よ)――は政治的性格を有つ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...歴史の代表的・性格的内容は...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...性格的に――時代の・階級の・又個人の性格に応じて――変り得る性質を持っている...
戸坂潤 「科学方法論」
...例えば理想型というような一種の性格的法則?の観念などが発生する――M・ヴェーバーの如き)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...容易な手綱では抑えられそうもない子路の性格的欠点が...
中島敦 「弟子」
...けれども問題が人間的な行為的な真理に関わりその思考が性格的であることを本性とする修辞学の場合にあっては...
三木清 「解釈学と修辞学」
...怒る人間は少くとも性格的である...
三木清 「人生論ノート」
...それはやはり飽く迄性格的なものとして見られていて...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...その性格的なものの中におのずと救いも亦あるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まったく判断(はんだん)に苦しむような性格的畸形児(せいかくてききけいじ)であると思った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...主君の信長と光秀とは、性格的にも、近いものがあるやに思われるが、自分と彼とは、いつまでも、親しくなれない人間のような気がした...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝頼の性格的な短所――また日常の強気に対しても...
吉川英治 「新書太閤記」
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