...彼女らの性格として...
江戸川乱歩 「影男」
...その性格としての中正の一点を捉へねばならないのである...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...仮にそれを許すとしたならばそのような性格は結局性格としては受け取られないであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...如何なる性質を或る事物の性格として択ぶかは一方に於て...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...夫が正に Da の性格を有たないことをこそ自らの性格としている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...空間の性格は Da- 性格として現われた...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...自分の特有な性格として...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...第二に歴史は近世的に性格として取り上げられる(性格悲劇)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...あれは一つの性格としてリアリティーはあるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...存在は常に一つであり且つ同じであることをその性格としている...
戸坂潤 「辞典」
...そしてこの優越している後者の内に恰も性格としての空間は含まれているであろう...
戸坂潤 「性格としての空間」
...性格としては同じだが考えがあるからなどというような根の浅いものではない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...Sの性格として思い立ったら...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...とくに後醍醐の性格としても...
吉川英治 「私本太平記」
...彼の性格としては...
吉川英治 「新書太閤記」
...案じられるが――おゆうは兄の性格として...
吉川英治 「新書太閤記」
...成政の性格として...
吉川英治 「新書太閤記」
...ヘンリの性格として伝えられるところも...
和辻哲郎 「鎖国」
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