...性根を改めることで成功することができる...
...彼は性根が悪く、誠意を持って対処しない限り変わらない...
...彼女の性根は素晴らしいので、信頼して任せることができる...
...彼女は性根を持っていないので、常に問題が起きる...
...性根が良くない人は、しばしば他人に迷惑をかける...
...帰つて来たら少し性根(しやうね)のゆくだけ云つてやらなければならないと思つて居ると...
有島武郎 「お末の死」
...さも性根(しょうね)なしとののしるかの様子で女の方を見た...
岩野泡鳴 「耽溺」
...英三とても自らの僻(ひが)んだ性根に赭(あか)くなって恥入ったくらいだった...
海野十三 「雷」
...その性根を主人はよく見定めてゐる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...酒で性根を失はせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...筋も性根もある話ぢやありません」「小半次は?」「私はよく覺えてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...性根に強いところがあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...性根もなか/\に確(しっか)りして居り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お藏前で散々呑んだが、大井の水はあまり結構ぢやねえ」「あんな野郎だ、――折角跟(つ)けさした、雪駄直しはどうしたんだ」「その事ですよ、親分、兩國を渡つて、お藏前までつけて行くと、あの野郎いきなり足を留めて、ちよいと親分――と聲を掛けるぢやありませんか」「フーム」「どうせ感付かれたものなら仕樣がねえ、と、性根を据ゑて、何んだ若けえの――とやり返すと」「――」「十手のガン首が、懷中(ふところ)から喰(は)み出してゐるのはイキで良い、――同じつけて下さるなら、話し乍ら行かうぢやありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は性根(しやうね)を何処へ置いて来たとからかはれながらも遊びの中間は外れざりき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...悪い性根にて自分の顔を打つ...
三木竹二 「いがみの権太」
...それによっては船岡の性根もわかるだろう」――ではさように申付けます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...こんな性根の悪い食客を...
吉川英治 「三国志」
...性根の底までを見入るような眼(まなこ)を凝らして...
吉川英治 「私本太平記」
...真人間の道をさがすべきだと性根を入れかえ...
吉川英治 「私本太平記」
...何ぞ知ろう、血のつながる甥(おい)めが、今なお、性根を改めずに、町人の家へ襲(よ)せて、夜盗を働いておろうとは!」屹(きっ)と、唇を噛むと、その時もう小六の肚は、決っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...お久良の性根を見こんで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...おまえの肚――性根――根本の考えかたが間違っているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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