...性根を改めることで成功することができる...
...彼は性根が悪く、誠意を持って対処しない限り変わらない...
...彼女の性根は素晴らしいので、信頼して任せることができる...
...彼女は性根を持っていないので、常に問題が起きる...
...性根が良くない人は、しばしば他人に迷惑をかける...
...武士の性根を失いましょうや...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...もしそれでもわたしが性根を直さないで...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...性根を真直にすることが第一だ...
豊島与志雄 「少年の死」
...可愛いくらいのもんじゃねえか」「そこが兄貴と俺との性根(しょうね)が違うところなんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんなに魂がうろついてる時でも呼ばれて見ると性根(しょうね)があるのは不思議なものだ...
夏目漱石 「坑夫」
...性根はなかなか確(しっか)りものらしく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――性根の確(しつか)りした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...筋も性根もある話ぢやありません」「小半次は?」「私はよく覺えてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...性根(しやうね)の確かりした女で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俄然性根に筋金が入って...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...生まれついた性根で...
林芙美子 「瀑布」
...お前(まへ)は性根(しやうね)を何處(どこ)へ置(お)いて來(き)たとからかはれながらも遊(あそ)びの中間(なかま)は外(はづ)れざりき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...女夫(めをと)やくそくなどと言(い)つても此方(こち)で破(やぶ)るよりは先方樣(さきさま)の性根(せうね)なし...
樋口一葉 「にごりえ」
...其愚かしき性根とは知らで思ひを碎きしは我があやまりよ...
樋口一葉 「花ごもり」
...お眼を怒らせて、愚鈍な奴かな、そんな性根で、なんで一道を習(まな)びえようぞ、それでも汝(わ)れは、人なみの子か...
吉川英治 「私本太平記」
...お久良の性根を見こんで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この性根と悪縁は生れかわらぬ限り癒(なお)らぬものと思われます...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...おまえの肚――性根――根本の考えかたが間違っているから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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