...性根を改めることで成功することができる...
...彼は性根が悪く、誠意を持って対処しない限り変わらない...
...彼女の性根は素晴らしいので、信頼して任せることができる...
...彼女は性根を持っていないので、常に問題が起きる...
...性根が良くない人は、しばしば他人に迷惑をかける...
...帰つて来たら少し性根(しやうね)のゆくだけ云つてやらなければならないと思つて居ると...
有島武郎 「お末の死」
...あの子にわるい性根(しょうね)がうつって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...肩をかえて性根だめしに...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...性根はあくまでお人好しに出来ているものだ...
江戸川乱歩 「接吻」
...その腐った性根(しょうね)を叩(たた)き直せ」こういうわけで実に恐ろしい見幕...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その時の自分の性根や行動がいくら考へ直しても掴めなかつた...
武田麟太郎 「一の酉」
...これから性根(しょうね)を入(い)れかえて...
夏目漱石 「野分」
...兄の半次郎と違って性根はなかなか確(しっか)りしていそうです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――性根が固くたつて辯解になるものか」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は性根(しやうね)を何処へ置いて来たとからかはれながらも遊びの中間は外れざりき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...女夫(めをと)やくそくなどと言つても此方(こち)で破るよりは先方樣の性根なし...
樋口一葉 「にごりえ」
...今が今どう性根を入れ換えてくれという話じゃない...
牧野信一 「鬼涙村」
...その人間のその場合の性根とちがうぞと言ってはまた...
正岡容 「寄席」
...性根をすっかり乱してしまった法印には...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...これはかれの性根の一部をよく表わしている事の一つである...
山本周五郎 「新潮記」
...由良はこれはいよいよ信者も性根を出しだしたと思ったが...
横光利一 「馬車」
...法衣(ころも)は着ても、性根は遠藤盛遠、決して、他言はせぬ」「…………」弥太は、立って、堤のあなたこなたを、見まわしていた...
吉川英治 「親鸞」
...かえってその性根を歪(ゆが)めてしまうかもしれぬ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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