...性根を改めることで成功することができる...
...彼は性根が悪く、誠意を持って対処しない限り変わらない...
...彼女の性根は素晴らしいので、信頼して任せることができる...
...彼女は性根を持っていないので、常に問題が起きる...
...性根が良くない人は、しばしば他人に迷惑をかける...
...しつかり性根(しょうね)を据(す)へて返答せないか...
泉鏡花 「海城発電」
...その面付(つらつき)から察すれば実に性根(しょうね)のしっかりした奴らです...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...……性根に骨がないんだ……そう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...もしそれでもわたしが性根を直さないで...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...それでも持って生れた性根(しょうね)というやつは...
中里介山 「大菩薩峠」
...後年彼の思想はドイツの民族主義に性根(しょうね)を据(す)え...
野村胡堂 「楽聖物語」
...――性根の良いことは一緒に暮して居る新吉が百も承知ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのくせ性根の確りしたところのある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...性根の強(したゝ)かなところのあるのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前の性根をおいらは買ってるのだから...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...小利口なるは狡るき性根をやしなうて面かぶりの大變ものに成もあり...
樋口一葉 「ゆく雲」
...苟(いやしく)も男児たる者が女なんぞに惚れて性根(しょうね)を失うなどと...
二葉亭四迷 「平凡」
...性根は余り酒好きでもなかつたのか知ら...
牧野信一 「断酒片」
...その人間のその場合の性根とちがうぞと言ってはまた...
正岡容 「寄席」
...役の性根(しょうね)に渾身(こんしん)を傾け出すことが出来た...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あんで性根をとっぱずすような頭梁じゃねえ...
三好十郎 「樹氷」
...それによっては船岡の性根もわかるだろう」――ではさように申付けます...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その性根がつかめなくなった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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